ポール・マッカートニーのライブで聴きたい曲、勝手にベスト10

あけましておめでとうございます!Happy New Year!

紅白歌合戦、ご覧になりましたでしょうか?
大晦日の風物詩。出演者のほとんどが知らない人たち(苦笑)なんですが、うれしいサプライズがありました。

■大晦日のサプライズ

それはポール・マッカートニーのビデオ・メッセージです。
どうやらビートルズ来日50周年の記念すべき年ということでビデオ出演になったみたいですね。

その中でうれしいサプライズが!
「実は2017年に日本に行く予定です。そのときに会いましょう!」
と、2017年の再来日を約束してくれました!

置いてあったポインセチアから現れて隠れるという、ポールらしい茶目っ気たっぷりのビデオ・メッセージでした。

現在、行われている「ワン・オン・ワン」ツアーの一環ということになるのでしょう。
すでに彼の地からセットリストなどの情報も届いており、盛り上がること間違いなし!

…なのですが、新年の夢ということでお許しをいただいて、
「ポール・マッカートニーのライブで聴きたい曲、勝手にベスト10」を挙げたいと思います。

■ポール・マッカートニーのライブで聴きたい曲、勝手にベスト10

無理を承知で、一ファンのたわ言としてご覧ください。ちなみにビートルズは除きます(だって全部聴きたいでしょ)。

第1位 「No More Lonely Nights」
邦題「ひとりぼっちのロンリー・ナイト」。アルバム「Give My Regards to Broad Street」収録。1984年発表。
ポールらしい甘いメロディ・ライン。ささやくように始まるボーカルから、必殺のサビ、泣きのギターソロまで、ポールにしか創れないであろう名曲。
ぜひライブで演っていただきたい!さすがに、もう高音が出ないかな…。

第2位 「My Brave Face」
アルバム「Flowers in the Dirt」収録。1989年発表。エルビス・コステロとの共作。
同アルバム発表後のワールド・ツアーで、ビートルズとして来日して以来、24年ぶりの来日公演を行いました(1990年)。
この来日公演は若かりし私も観にいっていたく感動したことを覚えています。そのときの「My Brave Face」がこれまた抜群に格好良かった。ご機嫌なロックナンバーですね。
コステロと共作した曲は本アルバムにもありますが、コステロのアルバム「Spike」に収録の「Veronica」も傑作です。こちらもぜひ聴いてみてください。

第3位 「Getting Closer」
アルバム「Back to the Egg」収録。1979年発表。ウィングス名義ではラスト・アルバムとなりました。
ちなみに、ポールはこのアルバム発表後、来日公演のため成田空港まで来たものの、大麻不法所持で逮捕。公演は中止となっています。
このアルバムは他にも「Old Siam, Sir」という名曲が収録されていますし、結構オススメです。
なかでもライブで聴きたいのはこの「Getting Closer」ですね。間違いなくライブで盛り上がると思います。

第4位 「Junior's Farm」
ウィングス9枚目のシングルにして、ポールがAppleからリリースした最後のシングル。1974年発表。各種ベスト版に収録。
この曲は最近でもライブで演っているので、他よりは可能性が高いと思ってます。
ウィングス時代の曲って結構ノリがよくて好きなんですよね。イマジネーションも豊富で、脂ののってる時期だったと思います。この曲もライブ映えしますよね。

第5位 「Hi Hi Hi」
ウィングス3枚目のシングル。「C・Moon」と両A面扱いで、1972年にリリース。各種ベスト版に収録。
これも当時はライブの定番曲でした。ライブ盤「Wings over America」(1976年)でもアンコールで演奏。ライブのハイライトを演出しています。
ちなみに同曲は、歌詞の一部に猥褻な表現があるとしてBBCから放送禁止処分を受けています。ロックですね!

第6位 「Say Say Say」
故マイケル・ジャクソンとのデュエット曲。大ヒットしました。アルバム「Pipes of Peace」収録。1983年発表。
ポールの甘いメロディとマイケルのソウルフルな歌声がミックスして、化学反応が起きた名曲です。
これをライブって無理だろ!と糾弾されそうですが、ブルーノ・マーズなんかと演ってほしいなと思います。
同アルバムでは、「Evony and Ivory」でスティービー・ワンダーともデュエットしてます。これも誰かと…。
あくまで新春の夢ということでお許しください。

第7位 「Press」
アルバム「Press to Play」からシングルカットされました。1986年発表。
このアルバムでは、「Pipes of Peace」などでプロデューサーを務めていた盟友ジョージ・マーティンと離れ、ヒュー・バジャムがプロデュースしています。
ですので音が少しテクノっぽい感じですが、そこはやっぱりポール節。必殺のメロディ・ラインがうまく重なって、ご機嫌な曲に仕上がっています。これもライブで受けると思うんだけど…。

第8位 「Mull of Kintyre」
邦題は「夢の旅人」。ウィングス16枚目のシングルで、1977年発表。ポールとデニー・レインの共作です。各種ベスト版に収録。
原題のマル・オブ・キンタイアとはスコットランド西部の岬のこと。同地を歌った曲に相応しく、後半にバグパイプが大胆に鳴らされます。イギリスでは爆発的なヒットを記録して、ビートルズの「She Loves You」の持つ最多売上記録を抜きました。
今の電子技術を使えば、バグパイプも再現できるはず。この壮大なスコットランドの抒情詩を生で聴いてみたい!

第9位 「Venus and Mars / Rock Show」
1975年発表のアルバム「Venus and Mars」に収録されている2曲を短縮してつなぎ合わせたシングル。ウィングス名義。
ポールの弾き語りから、スライドギターが走るロックサウンドに移行。この辺はアビー・ロードB面やバンド・オン・ザ・ランで見せたように、ポールのオハコですね。
この曲もライブ映えすると思うんだけどな…。

第10位 「Every Night」
1970年発表のポール初のソロアルバム「Mccartney」収録。シングルカットはされていません。
当時はビートルズ解散騒動の最中で、歌詞もブルーな心情をつづっていますが、そんな憂鬱さを吹っ飛ばすくらいに曲が美しい。
アコースティックギターとドラムのハーモニー。それに優しいボーカルが加わります。
この曲はポール一人で全楽器を演奏し、レコーディングしました。この手作り感あふれるポップ・サウンドはポールの魅力の一つですよね。「Blackbird」なんかと一緒に聴いてみたい曲です。

もう10曲!まだまだ聴きたい曲がいっぱいあります。本当に夢がひろがります。
来るポールの来日公演、とっても楽しみですね!

ということで、2017年の初「夢中」を投稿させていただきました。
本年も、街あるきや好きな音楽・読書など、夢中になったことを、どんどん紹介してまいりたいと思います。

ブログ「夢中図書館」をどうぞよろしくお願いします!!

2017年が、皆さんにとって、かけがいのない年となりますように!

(追加です)

もう日本公演のチケットが先行予約を受け付けてました!
ポールさんたら、このタイミングでお上手なんだから(苦笑)。

YouTubeに、ポールからのメッセージとともに映像がアップされてましたので、ご参考まで。
ほんと、楽しみです!!

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