アンディ・ベル「フリッカー」!無限の彼方…コズミック・ロックの世界へ

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、アンディ・ベル「フリッカー」!無限の彼方…コズミック・ロックの世界へ…です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

■アンディ・ベル

1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されているタワレコ手帳(現在は製造中止…)。
8月11日の頁には、こんな出来事が記されていました。

【誕生日】アンディ・ベル(1970)

アンディ・ベル(Andy Bell)は、ロックバンド「ライド」(RIEDE)のギタリストにして、元オアシス(Oasis)のベーシスト。
オアシス解散後はリアム・ギャラガー率いるビーディ・アイ(Beady Eye)のギタリストとして活動しました。


Nowhere/RIDE

そのビーディ・アイも解散すると、ライドの再結成に参加
ライドでのバンド活動のかたわら、ソロアルバムの制作にも取り組み、2020年にキャリア初となるソロアルバム「The View From Halfway Down」をリリースしています。


The View From Halfway Down

■フリッカー

そんなアンディ・ベルが、2枚目となるソロアルバムをリリースしました。
それが、2022年リリースの「フリッカー」(Flicker)です。


フリッカー

前作「The View From Halfway Down」では、デヴィッド・ボウイに触発されて、ジギー・スターダスト的な世界観を醸し出していました。
館長ふゆきが名付けたその音の世界は、コズミック(宇宙)・ロック…。

聴くほどに、無限の彼方へ誘ってくれた1stアルバムに続く、ソロ第2弾「フリッカー」。
これがもう、期待に違わぬコズミックな音の世界が広がっていました。

持ち味であるサイケデリック・ロックがさく裂。美メロと轟音が交錯するサウンド、アシッド・フォーク的な楽曲まで多彩多様…。
さらなる無限の彼方へ…。アンディの奏でるコズミック・ロックの世界に再び浸りましょう。

■個人的なおススメ

それでは、そんなアンディ・ベルの新譜「フリッカー」から、個人的なおススメです。

まずは2曲め、「It Gets Easier」
電子的な打ち込み音に轟音ギター、そこに逆回転したようなコズミックなキーボード音が重なります。
さっそく来たわ…コズミック・ロック。サージェント・ペパーズのような実験的なサイケデリック・サウンドが広がります。いざ無限の彼方へ…。

続いて3曲め、「World Of Echo」
アコースティック・ギターをベースにしながらも、サウンド・エフェクトにはこれまたコズミックな世界観が施されています。
この曲の特徴は、美しいメロディとハーモニー。アンディって、ソングライティングの才がメチャあるんだよな…。心地よい宇宙ロックの旅を楽しめます。

そして4曲め、「Something Like Love」
そのアンディのソングライティングの才が際立つのがこの曲。美しいメロディと内省的な歌詞
歌詞のなかに登場する「フリッカー」とは「その人をその人たらしめている炎のことだ」とアンディは話しています。
まるでひとの心の宇宙を旅するような耽美な音の世界…。アルバムからのリードシングルです。

いいですね、アンディ・ベルの2ndソロアルバム「フリッカー」
年齢を重ねたこともあるのでしょう。アンディのコズミック・ロックは、さらに深く美しく進化を遂げました。

今日(2022年8月11日)はアンディ・ベルの52歳の誕生日
これからも元気で、無限の彼方へ…コズミック・ロックの世界を深めてほしいものです。

ありがとう、アンディ・ベル! ありがとう、「フリッカー」!

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