スウェード奇跡の再結成ライブ!英ロイヤル・アルバート・ホール 24 March 2010

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されているタワレコ手帳(現在は製造中止…)。

3月24日の頁には、こんな出来事が記されていました。

【出来事】スウェード、英ロイヤル・アルバート・ホールにて再結成ライブを実施(2010)

英ロックシーンに颯爽と登場し、鮮烈な印象を残して解散に至ったバンド、スウェード
その再結成ライブが行われたのが、2010年3月24日でした。

今日は、その伝説的な再結成ライブを収録したアルバム「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」(Live at the Royal Albert Hall)を取り上げます。

■スウェード

スウェード(Suede)
英ロンドンで結成されたロックバンドです。

結成は1989年。ボーカルのブレット・アンダーソンが友人らと結成したバンドに、ギターのバーナード・バトラーが加入。
デヴィッド・ボウイやザ・スミスの影響を受けた耽美な音楽で、デビュー前から注目を集めます。

インディーバンドとして異例の音楽の祭典ブリット・アワーズ出演を果たすと、衝撃のパフォーマンスでその名を轟かせます。
満を持して1993年にリリースした1stアルバム「スウェード」(Suede)は、瞬く間に全英1位を獲得。UKロックの旗手にのし上がりました。


Suede

バンドは、放送禁止まがいの刺激的な歌詞やブレットのバイセクシャル発言など、スキャンダルな話題にも事欠きませんでした。
これに嫌気がさしたバーナードは、2ndアルバム完成直前にバンドを脱退。

バンドは新たに、当時17歳のリチャード・オークスを迎えて活動を継続します。
そして2ndアルバム「ドッグ・マン・スター」(Dog Man Star)(1994年)をリリースしますが、バーナード・ロスもあって不発。低迷期を迎えます。


Dog Man Star

そんなバンドが復活を果たしたのは、1996年の3rdアルバム「カミング・アップ」(Coming Up)でした。
大ヒットシングル「トラッシュ」をはじめ、ポップ要素を増した楽曲でスウェードの新たな魅力を発信。アルバムは全英1位を獲得しました。


Coming Up

しかしバンドは、その後ブレットの薬物問題などで結束を失っていきます。
2003年11月に活動停止を発表。同年12月、最後のライブで「来世で会おう(See you in the next life)」と言い残し、バンドは解散しました。

■再結成ライブ

そんなバンド「スウェード」が、奇跡的な再結成を果たしました。
それが2010年3月24日英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われたライブ公演です。


スウェード・ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・DVD

もともと、このライブはチャリティ・コンサートとして、一夜限りの公演となる予定でした。
ステージには「カミング・アップ」期のメンバーが集まり、ブランクを感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露。

これが絶賛を浴びて、続演が決定さらにワールド・ツアーも行われました。
もしかしたら、本人たちも本格的な再結成となるとは思ってなかったのではないでしょうか…。

勢いそのまま、バンドは新たなアルバム制作に取り組み、2013年に11年ぶりとなるアルバム「ブラッドスポーツ」をリリース。その後もアルバム制作とライブ活動を継続します。
2022年も、「サイファイ・ララバイズ」(Sci-fi Lullabies)25周年記念盤を準備しているほか、「カミング・アップ」全曲再現ツアーも決まっています。

まさに、スウェードを復活させた奇跡のコンサート。そのライブは、12年前(2010年)の3月24日に行われました。
今日は、「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」を聴いて、スウェード復活を追体験しましょう。


Live at the Royal Albert Hall March 2010

■個人的なおススメ

実は、この伝説的な2010年3月24日のライブ映像が、彼らの公式youtubeチャンネルで公開されています。
しかもフルバージョン!太っ腹ですね…。スウェードからファンへのプレゼント、これがもう感涙もののライブ映像です。

とんでもない熱量と圧巻の演奏。これが、一夜限りのために集まったバンドの演奏か…。
活動休止中にたまったアドレナリンが一気に噴出したみたいに、素晴らしいライブ・パフォーマンスとなっています。

この中から個人的なオススメを紹介すると、まずは3曲め「トラッシュ」(Trash)
言わずと知れた「カミング・アップ」収録の大ヒットナンバー。公式youtube映像では4:21頃から。
ファンにはたまらない馴染みのイントロから、ブレットの甘いボーカルへ。ポップさを増して新たなファンを獲得した中期の名曲。自由に疾走するギターもたまりません。

続いて8曲め、「ザ・ドラウナーズ」(The Drowners)。公式youtube映像では24:19頃から。
スウェードのデビュー・シングル。ブレットとバーナードによる共作です。
初期の彼らは、こうしたダークで耽美な音楽でファンを魅了しました。粘っこい独特なサウンドがたまりません。

そして19曲め、「ビューティフル・ワンズ」(Beautiful Ones)。公式youtube映像では1:12:47頃から。
これまたファンには馴染みのギター・イントロで始まる、「カミング・アップ」収録のヒットシングル。
ブレットの甘美なボーカルと、その声に絡みつくようなギター。映像にはファンが熱狂している姿が映し出されます。
そりゃそうだよな…。みんなスウェードが好きなんだもの。このファンたちの熱狂がスウェードの再結成を後押ししました。みんな、ありがとう。

そして2022年、いよいよスウェードが動き出します。
まずはヨーロッパで「カミング・アップ」全曲再現ツアーがスタート。再び、「トラッシュ」や「ビューティフル・ワンズ」をライブで聴くことができます。
来日公演もやってくれないかなぁ…。期待の高まるこの頃なのです。

ありがとう、スウェード! ありがとう、「ライブ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」!

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