GLIM SPANKYライブレポート!"The Goldmine Tour 2024"心震わすGLIMの世界へ…

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

GLIM SPANKY(グリム・スパンキー)が新作「The Goldmine」を引っさげてライブツアーをスタート
そのツアー初日となる横浜公演@2024/1/20横浜ベイホールに行ってきました。今日は、そのライブレポートを綴ります。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜、個人的な愛聴盤などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

(※以下は、ライブの演奏楽曲などを含みます。知りたくない方は閲覧をお控えください。)

■GLIM SPANKY「The Goldmine」ツアー

2024年の初ライブは、大好きなバンド「GLIM SPANKY」(グリム・スパンキー)です。
新譜「The Goldmine」を引っさげての「The Goldmine Tour 2024」。その初日となる横浜公演(2024年1月20日@横浜ベイホール)に参戦してきました。

久しぶりの全国ツアー、しかも初日ということで、会場には多くのGLIMファンが詰めかけました。
それぞれ思い思いのツアーグッズを身につけています。みんな大好きなんだね、GLIM SPANKYが。そして開演予定の18時をまわったところで、会場の照明が落ちました。

一斉にわき上がる歓声。すると、工場で機械を叩くようなイントロが流れます。
オープニングナンバーは、新譜から表題曲の「The Goldmine」!亀本のヘヴィーなギターと松尾の力強いボーカルが重なります。

のっけから会場のボルテージは否応なく上がります。さらに畳み掛けるように、1stアルバムから「褒めろよ」、新譜から「Odd Dancer」と続きます。
新旧楽曲の共演、まったく違和感なし。GLIMが紡ぐ唯一無二の世界観がブレていない証でしょう。

ちなみに、GLIM SPANKYは今年(2024年)がメジャーデビュー10周年のメモリアルイヤー
MCで、10周年を記念したいろいろな企画を考えていると明かしました。これは楽しみ…。2024年はGLIMの年になりそうです。

ライブは、松尾が故郷長野の山を思って書いたという「光の車輪」、さらに久しぶりにやるという「話をしよう」と、新旧のGLIM版カントリーソングを披露。
「愛おしい場所 探す旅路を/転がれ車輪よ ずっと」「声なき声に勇気を/口に出せる勇気を」。松尾の歌声が聴衆の心をしっとりと潤します。「光の車輪」は故郷長野の山々を想って書いた曲とのこと。

そんな流れのまま、新譜から「真昼の幽霊」「Summer Letter」と続きます。日本ではGLIMしか成し得ないサイケで美しい世界観…。松尾がアシッドフォーク愛を語っていました。
さらに横浜でやりたいとずっと思っていたという「ラストシーン」など新譜からの楽曲が立て続けに演奏されます。

新譜「The Goldmine」が多彩な楽曲ぞろいだったから、ライブのレパートリーに厚みが増した感じ。
MCでも、どの曲をやるか悩んだという舞台裏を明かしていました。新曲もやるけど、初めての人もいるから「これはGLIM!」と外せない曲もやるなんて、ファンを痺れさすコメントも。

■全ての不器用な人へ

そしてライブは後半へ…。「ここからヘヴィーなロックンロールが続きます」と松尾が叫んで、亀本のギターが唸りを上げます。
2ndアルバムのオープニングナンバー「NEXT ONE」!そして来ました、GLIMのロックアンセム「怒りをくれよ」!さらに、新譜からハードなロックナンバー「不幸アレ」

揺れるほど会場が一つになります。そして、この日の一つのクライマックスへ。正月から地震など大変なことがあった2024年、意味があって持ってきたという曲「All Of Us」
僕は大丈夫/傷ついたって/大事な人を思い出して/まだ行けるぞと立ち上がれるから」「気づかぬ間に支え合った/誰だって」「今日が終わる頃僕らは笑って居ますように/どうか戦いながら生きる明日が晴れますように」。こみ上げるものがありました…。

ラストは「ここにいる全ての不器用な人に送ります」そんな言葉から演奏が始まったメッセージソング「大人になったら」
1stから変わらぬGLIMの強い信念、夢を追いかける若者たちへのエール。僕らは、こうした思いを確かめたいから、共有したいから、GLIMのライブに来るのかもしれない…。

アンコールは2曲。インディーズ時代から「Flower Song」、そしてこれも初期ナンバー「ワイルド・サイドを行け」
ほんと、会場の一体感が半端ない…。きっとGLIMが紡ぐ力強く前向きなロックの絆に繋がれているんでしょう。最後は全員で記念写真を撮って終演となりました。

ツアーは始まったばかり。彼らの10周年となるメモリアルイヤー2024年も幕を開けたばかりです。
これからまたGLIMに会えるのが楽しみ、GLIMファンと会えるのも楽しみです。また、GLIMのライブで思いを共有しましょう

ありがとう、GLIM SPANKY! ありがとう、「The Goldmine Tour 2024」!

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