3/25はエルトン・ジョンの誕生日!ポップ史に残るラブソング「Your Song」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、エルトン・ジョンの誕生日を記念して、彼の名曲「Your Song」(邦題:僕の歌は君の歌)をとり上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

3月25日は、この人の誕生日でした。

【誕生日】エルトン・ジョン(1947)

言わずと知れた、世界にその名を轟かせるポップ・レジェンド。
その半生を描いた映画「ロケットマン」(2019年)は、彼の名曲を随所にとり入れ大ヒットしました。


ロケットマン(DVD)

そんな大御所エルトン・ジョン。本日(2021年3月25日)でなんと、御年74才
誕生日おめでとう、エルトン・ジョン!

今日は、そんなエルトン・ジョンの誕生日を祝して、彼の名曲「Your Song」(邦題:僕の歌は君の歌)をとり上げます。

■エルトン・ジョン

まずは御大エルトン・ジョンのプロフィールを紹介しましょう。

エルトン・ジョンはイギリス出身のシンガーソングライターです。
これまで数々のヒット・シングル、ヒット・アルバムを世に送り出し、史上最も売れたアーティストに名を連ねています。

そのデビューは1969年。アルバム「Empty Sky」(邦題:エルトン・ジョンの肖像)が伝説のはじまりでした。
その翌年にリリースした2ndアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)が大ヒットして、スターダムに上がります。


Empty Sky

その後次々と名作・名曲をリリース。70年代前半の音楽シーンを牽引しました。
特に名作と名高いアルバムが、「Goodbye Yellow Brick Road」(邦題:黄昏のレンガ路、1973年)。
後にリメイクされて大ヒットとなる「キャンドル・イン・ザ・ウィンド」など数々の名曲を収録した2枚組アルバムでした。


黄昏のレンガ路

しかしエルトンは、ハードなスケジュールをこなすうちに精神と肉体を病んでいきます
1976年に引退を宣言。2年後に復活するも、その後は薬物やアルコール依存などと戦いながらの音楽活動となりました。

それでも、ポップの才能が彼から消え去ることはありませんでした。
シングル「サクリファイス」を含むアルバム「スリーピング・ウィズ・ザ・パスト」(1989年)が全英1位のヒットをあげると、次作「ザ・ワン」(1992年)も好調なセールスを獲得。エルトン復活を内外にアピールしました。


スリーピング・ウィズ・ザ・パスト

その後もペースを落としながらも音楽活動を継続。
最近では、1965年から2019年までに制作した全148曲を収めた豪華ボックスセット「ジュエル・ボックス」をリリース。
60曲の未発表曲に加え初デジタル音源化された81曲などを収録。その底知れぬ才能を知らしめる、まさに「宝石箱」となっています。


ジュエル・ボックス

■Your Song

そんなポップ・レジェンド、エルトン・ジョン。
きら星の如く数多くの名曲がありますが、今日は大好きなこの曲を取り上げます。

1970年にリリースされた「Your Song」(邦題:僕の歌は君の歌)
同年リリースのアルバム「Elton John」(邦題:僕の歌は君の歌)に収録されています。邦題は、シングルもアルバムも同じなんですね…。


Elton John(僕の歌は君の歌)

「Your Song」は、彼の人気を決定づけた名曲。ポップ史に残るラブソングです。
実はこの曲、アメリカではシングル「Take Me to the Pilot」のB面としてリリースされました。
しかし、B面に収録された「Your Song」のほうが脚光を浴びて主従逆転。こちらが全英・全米ともにトップ10となるヒットをあげました。

作曲はエルトン・ジョン、作詞はバーニー・トーピンという黄金コンビ。
バーニーが朝食をとっている間、彼が書いた歌詞をエルトンがわずか10分で作曲したのだとか。
さすがポップ・レジェンド…。この朝、ポップの神がエルトンに降臨したのでしょうね。

こうして生まれたポップ史に残るラブソングは、決して壮大なラブバラードではありません。
むしろ、恋愛に奥手な少年ががんばって思いを伝えようとしてるみたいな、もじもじラブソング

It’s a little bit funny, this feeling inside
I’m not one of those who can easily hide
なんだかちょっと変なんだ 僕の気持ち 僕は隠すのが上手じゃないからね…
(ふゆき訳)

そんな風に始まるラブソング。どう伝えようか悩んでいる姿まで歌詞で描かれます。
そんな「僕」が「あなた」に贈ることができるのが「歌」でした

I know it’s not much, but it’s the best I can do
My gift is my song, and this one’s for you
十分じゃないって知ってるけど 僕にできる精一杯のことがあるんだ
それは歌うこと この歌を君に贈るよ
(ふゆき訳)

そしてラブソング史に残るサビ
もじもじしながらも、僕からあなたへ、正直な思いが話し言葉のように歌われます。

And you can tell everybody this is your song
It may be quite simple, but now that it’s done
I hope you don’t mind, I hope you don’t mind that I put down in words
How wonderful life is while you’re in the world
みんなに君の歌だって言っていいよ とてもシンプルだけど今できたんだ
迷惑だったかな じゃなきゃいいな こんな言葉を歌詞に入れたんだ
ただ君がいてくれるだけで 人生はなんて素晴らしいんだろうって
(ふゆき訳)

■ポップ史に残る名曲

それでは、エルトン・ジョンの誕生日を祝して、この歌を聴きましょう。
Back to the 1970s! エルトン・ジョン「Your Song」(邦題:僕の歌は君の歌)です。

この声、この歌詞、このメロディ…。
まさにポップ史に残るラブソング。ポップ・レジェンドが歌う珠玉の名曲「Your Song」でした。

誕生日おめでとう、エルトン! これからも、この歌を歌い続けてください。

ありがとう、エルトン・ジョン! ありがとう、Your Song!

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