Back to the 80s! 痛快ファルコ節”ロック・ミー・アマデウス”

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、80年代のヒット曲、ファルコの「ロック・ミー・アマデウス」です。

■Back to the 80s

このところ、カルチャークラブの「カーマはきまぐれ」とか、a-haの「テイク・オン・ミー」とか、懐かしのヒット曲にハマっています。
なんかイイですよね、80年代の洋楽って。

Hunting High & Low/a-ha

当時は、MTVが席巻して、ミュージックビデオで気軽に海外のアーティストに出会えるようになりました。
日本でも洋楽番組「ベストヒットUSA」が、旬な洋楽を、映像で届けてくれていましたね。

…ということで、今では「懐メロ」になってしまいましたが、個人的にはなお色褪せない、80年代の洋楽をいま一度。
バック・トゥ・the 80s!80年代の洋楽シーンに、ちょっとタイムとリップしましょう!

■ファルコ

今回とりあげるのは、このアーティストのこの曲です。
ファルコ、「ロック・ミー・アマデウス」


FALCO3 25th Anniversary

ファルコ。本名はヨハン・ヘルツェル。
オーストリアのウィーン出身のロック・ミュージシャンです。

もともとはハードロック・バンドでベースを弾いていましたが、1981年にソロとしてデビュー。
1982年にリリースのアルバム「デア・コミッサー」(原題:Einzelhaft)で注目を浴びるようになります。


Einzelhaft 25th Anniversary Edit

ファルコの名が世界に轟くのは、1985年にリリースしたシングル「ロック・ミー・アマデウス」(原題: Rock Me Amadeus)です。
そのタイトルどおり、モーツァルト(ヴォルフガング・アマデウイス・モーツァルト)の生涯をヒップホップのビートに乗せて歌い込んだ曲
地元オーストリアで火がつくと、ヨーロッパさらには米国で異例の大ヒットをあげます。

そのヒットの影には、映画「アマデウス」(1984年)の世界的なヒットがあります。
タイムリーにこの映画の主人公モーツァルトを取り上げ、この偉人の生涯を痛快にロックで歌い込みました。


映画「アマデウス」(DVD)

さらに、その先鋭的な音楽性。
今でこそ馴染みのラップやヒップホップをいち早く取り入れ、英語とドイツ語を駆使して、ラップで歌い飛ばしています

「ロック・ミー・アマデウス」の衝撃的(笑劇的?)なミュージックビデオから色物扱いされることの多いファルコ。
ただ、その好戦的な歌詞や、ヒップホップ調の先進的な音楽性を見逃してはなりません。
相当にロックな人なんですよね、ファルコは。

■あの人は今

「ロック・ミー・アマデウス」で、80年代の音楽シーンに強いインパクトを与えたファルコ。
その後、すっかりシーンから消えてしまいましたが、今はどうしているのでしょう?

調べてみたら、なんとすでにお亡くなりになっていました。
1998年に自動車事故で死去。検死結果によると、血液中から高濃度のアルコールとコカインが検出されたとのこと。
なんとも残念…。ご冥福をお祈り申し上げます。。。


ファルコ60~ベスト・オブ・ファルコ

■ロック・ミー・アマデウス

それでは、そんなファルコの魂に捧げる意味も込めて、1985年の大ヒット曲「ロック・ミー・アマデウス」を聴きましょう。
Go Back to the 80s! ロック・ミー・ファルコ!

いやぁ、痛快ですね、「ロック・ミー・アマデウス」。
なんか映画「アマデウス」もまた観たくなっちゃいました。

ありがとう、ファルコ! ありがとう、ロック・ミー・アマデウス!

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