80s名曲"ルール・ザ・ワールド"ティアーズ・フォー・フィアーズ

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、Back to the 80s!英ミュージシャン、ティアーズ・フォー・フィアーズ「ルール・ザ・ワールド」を取り上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

2月28日のページに、なんとも懐かしく、渋い名前が登場していました。今日はこの人の誕生日。

2月28日 【誕生日】イアン・スタンリー(ティアーズ・フォー・フィアーズ:1957)

ティアーズ・フォー・フィアーズ。懐かしいなぁ。
80年代に活躍したミュージシャンです。

でも、ローランドとカートの2枚ボーカルだったよな…。イアンなんていたっけ?
実はいたんです。ごめんなさい、イアンさん。

今日は、そんなイアンがいた頃のティアーズ・フォー・フィアーズの大ヒット曲、「ルール・ザ・ワールド」(原題:Everybody Wants To Rule the World)を取り上げます。

■ティアーズ・フォー・フィアーズ

ティアーズ・フォー・フィアーズ
80年代後半に大活躍した、英出身のミュージシャンです。

「恐れのための涙」という印象的なバンド名は、心理学者ヤノフの著書からとったもの。
ヤノフが提唱した心理療法は「恐怖や悲しみを心にしまいこまわないで、声に出して叫び、泣け」というもの。
ティアーズ・フォー・フィアーズの代表曲「シャウト」は、この影響もあるのでしょうね。

ティアーズ・フォー・フィアーズの始まりは、2人の中心人物、ローランド・オーザバルカート・スミスの出会いにさかのぼります。
13歳で出会った彼らは、一緒に音楽活動を始めると、2人で「ティアーズ・フォー・フィアーズ」を結成します。

1981年10月にシングル「悩める子供達」(原題:Suffer the Children)でデビュー。
そこそこの注目を集めていましたが、そんな彼らが大注目を浴びたのが、3rdシングル「狂気の世界」(原題:Mad World)でした。

全英3位にランクインしたこの曲からキーボード奏者のイアン・スタンリーが加入。この曲も彼のスタジオで録音されました。
その後もローランドと共作で楽曲をつくったりしています。イアン…。知らなかったけど、陰の立役者だったんですね。
ドラマーも入れて4人組となったバンドは、後にリリースされた1stアルバム「ザ・ハーティング」(1983年)で全英1位を獲得しました。


ザ・ハーティング

さらに快進撃は止まりません。
1985年にリリースした2ndアルバム「シャウト」(原題:Songs From The Big Chair)は、全英・全米ともにNo.1となる大ヒット。


シャウト

同アルバム収録のシングル「ルール・ザ・ワールド」(原題:Everybody Wants To Rule the World)も、全英・全米1位を獲得。
彼らの名前は一躍、世界にとどろくこととなりました。

■ルール・ザ・ワールド

ということで、今回取り上げるのは、そんな彼らの85年の大ヒット曲です。
Back to the 80s!ティアーズ・フォー・フィアーズ、「ルール・ザーワールド」

いやぁ、名曲ですね。ローランドとカートの熱のこもったボーカルもイイ!
ただ、キーボードのイアン、まるで目立っていない…。

案の定、イアンはこのアルバムを最後に脱退。
バンドも、1989年リリース「シーズ・オブ・ラブ」のツアー終了後に、カートが脱退。
事実上の活動休止に陥ります。


シーズ・オブ・ラブ

しかし、長い月日を経て、ローランドとカートが和解。
2人組として、ティアーズ・フォー・フィアーズを再開すると、15年ぶりにアルバム「Everybody Loves A Happy Ending」(2004年)をリリースしました。


Everybody Loves A Happy Ending

さらに2017年にベストアルバム「Rule the World」をリリース。
2019年のライブツアーも予定されています。


Rule the World

ちなみに、残念ながら、イアンはツアー・メンバーには入っていないみたい…。
でも彼の音楽的な才能は高く、a-haやプリテンダーズなどの音楽プロデュースを担当しています。
最近の動きは聞こえていませんが、きっと元気に音楽活動してくれていることでしょう。
あらためて誕生日おめでとう、イアン!

ありがとう、ティアーズ・フォー・フィアーズ! ハッピー・バースデー、イアン!

ブログランキングに参加しています!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事