4/9はキング・クリムゾン初ライブの日!名盤「クリムゾン・キングの宮殿」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、キング・クリムゾンの名盤「クリムゾン・キングの宮殿」をとり上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

4月9日のページには、こんな出来事が書かれていました。

4月9日 【出来事】キング・クリムゾン、ロンドンにて初ライブを実施(1969)

キング・クリムゾン
音楽界にプログレッシブ・ロックという革命をもたらした、伝説的なバンドです。


レッド

このロック史に残るバンドが結成されたのは1968年です。
リーダーのロバート・フリップが英国でバンドを結成すると、翌年にアルバム「クリムゾン・キングの宮殿」をリリース。
プログレッシブ・ロックという新しいジャンルを音楽シーンにもたらしました。

プログレッシブ・ロックとは、大衆的なポップ・ロックとは一線を画す、前衛的・革新的なロック・ミュージック
その特徴は、ジャズやクラシックなどの音楽要素を取り入れてたり、シンセサイザーを多用してたり、コンセプト・アルバムや長尺の楽曲だったり…。

この音楽IQ高めのロックが時代にハマりました…。1960年代末から70年代前半に全盛をきわめます。
代表的なグループとしては、キング・クリムゾンのほか、ピンク・フロイド、イエスなど。
日本でも同ジャンルは「プログレ」と呼ばれ、コアなファンに愛されています。

■クリムゾン・キングの宮殿

このプログレッシブ・ロックの記念碑的な作品が、キング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」(原題:In The Court Of The Crimson King)です。


クリムゾン・キングの宮殿

リリースは1969年10月。キング・クリムゾンのファースト・アルバムです。
クラシックやジャズなどの音楽要素を巧みにとり入れた、深遠なロックの世界は音楽シーンに衝撃を与えました。

このアルバム制作と並行してライブ活動も行われました。
そのスタートを切ったのが1969年4月9日ロンドンで初ライブが行われました。

そもそも、シンセサイザーを多用してたり、転調・転拍子が多かったり、高い演奏技術を要する楽曲群。
アルバムの前に、ライブ演奏で観客の度肝を抜いたようです…。

クリムゾン伝説はこの日からスタートしたと言っても過言ではありません。
初ライブから51年。キング・クリムゾンは、メンバーを変えながら、今も現役でライブ活動を続けています。


ライブ・イン・ウィーン2016+ライブ・イン・ジャパン2015

■個人的なおススメ

それでは、そんなキング・クリムゾンの歴史的な名盤「クリムゾン・キングの宮殿」から個人的なおススメです。

そもそもこのアルバム、全5曲なのでぜんぶおススメしていいくらい。
5曲と言っても、トータルで43分45秒あります。そうなんです、1曲あたりが長いんですね。

ずらっと紹介すると、次の通り。

(A面)
1.21世紀のスキッツォイド・マン(21st Century Schizoid Man (including "Mirrors"))7:24
2.風に語りて(I Talk To The Wind)6:04
3.エピタフ(Epitaph (including "March for No Reason" and "Tomorrow and Tomorrow")")8:49
(B面)
4.ムーンチャイルド(Moonchild (including "The Dream" and "The Illusion"))12:13
5.クリムゾン・キングの宮殿(The Court of the Crimson King (including "The Return of the Fire Witch" and "The Dance of the Puppets"))9:26

ふうーっ…。曲も長いが、タイトル(原曲)も長い。この辺りも音楽IQ高めですよね…。
バンドには作詞専門のメンバー、ピート・シンフィールドがいて(後に脱退)、彼のつくる哲学的な詩が独特の世界観をつくり上げました。

そんな全5曲のなかで、あえてセレクトするなら、やっぱり1曲め「21世紀のスキッツォイド・マン」
アルバムのはじまりとともに、プログレッシブ・ロックの扉を開けた歴史的な1曲です。

これは、いま聴いても圧巻です。不思議に古臭さがないのは、その演奏能力の高さゆえか、音楽のミクスチャーのなせる技か…。
驚くほどの音の分厚さ。すさまじい演奏技術。聴くほどに引き込まれる底なし沼のような音の世界。
これをロックと呼んでいいんでしょうか…。インストルメンタルが多く、ジャズの要素もふんだんに取り入れています。

MVは、2015年来日公演のときの映像が公開されていたので、そちらを載せておきます。
トリプルドラムに、サックスに、ギター&ベースの見事なコラボレーション。まったく色褪せない「プログレ」の世界がそこにあります。

すごいな、キング・クリムゾン…。
21世紀に入って、ものすごい「21世紀のスキッツォイド・マン」を演ってます。

鬼才ロバート・フリップはこのとき69歳。
さらに2018年、72歳のときにも来日して、同曲を披露しています。プログレ健在…
ちなみに、ロバートは自身の音楽がプログレッシブ・ロックと呼ばれることを嫌っているようです(苦笑)。

ありがとう、キング・クリムゾン! ありがとう、「21世紀のスキッツォイド・マン」!

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