トラッシュキャン・シナトラズ、美しいギターポップ「オブスキュリティー・ノックス」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、トラッシュキャン・シナトラズ、美しいギターポップ「オブスキュリティー・ノックス」です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜、個人的な愛聴盤などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

■トラッシュキャン・シナトラズ

今日は、90年代初頭にスコットランドから届けられた美しい楽曲を紹介しましょう。
それが、トラッシュキャン・シナトラズ(Trashcan Sinatras)の「オブスキュリティー・ノックス」(Obscurity Knocks)です。

バンドの結成は1986年。スコットランドのアーヴァインで結成されました。
1990年にEP「オブスキュリティー・ノックス」でデビュー。その美しいサウンドで注目を集めると、同年にアルバム「ケーキ」(Cake)をリリースしました。


ケーキ

アルバム「ケーキ」は米英でスマッシュヒットとなり、バンドはイギリスと北米で大規模なツアーを行いました。
この後も、1993年に「I've Seen Everything」、1996年に「A Happy Pocket」と3年おきにアルバムをリリース。
順調な活動に見えましたが、3枚目のアルバムをリリースして間もなく、所属レーベルのが破産。バンドの活動は一時停滞することとなりました。


I've Seen Everything

それでもバンドは地道にライブ活動を続けました。本格的に音楽活動を強化しだした2004年、8年ぶりとなるアルバム「Weightlifting」をリリース。
その後も、2009年「In The Music」、2011年「Brel」(ライブアルバム)、2016年「Wild Pendulum」と、美しい音楽をシーンに送り続けています。


Wild Pendulum

■オブスキュリティー・ノックス

それでは、そんなバンド「トラッシュキャン・シナトラズ」が注目を集めるきっかけとなった楽曲を聴きましょう。
1990年リリースのデビューシングル「オブスキュリティー・ノックス」です。この時はバンド名が「The Trash Can Shinatras」でした。

風変わりなバンド名の由来は不明。その楽曲も難解な歌詞があったりするので、詩的な作風は彼らの持ち味。
「オブスキュリティー・ノックス」(Obscurity Knocks)も直訳すると、「曖昧さがノックする」。うーん、分からない…。
でも、一聴したらその世界観にハマるはず。それでは、聴いてください。トラッシュキャン・シナトラズの「オブスキュリティー・ノックス」です。


いやぁ、美しい楽曲ですね。聴くほどに心が洗われるよう…。
その作風から、ザ・スミスとも比較されることの多いトラッシュキャン・シナトラズ。ザ・スミスのトリビュート・アルバムにカバー曲を提供したりしています。

2018年と2019年には、北米でアコースティックツアーを敢行。2018年のツアーでは「ケーキ」と「I've Seen Everything」の楽曲を演奏。
2019年のツアーでは「A Happy Pocket」と「Weightlifting」の曲を演奏したそうです。日本でも観たいけどな…。

今日の夢中は、トラッシュキャン・シナトラズ、美しいギターポップ「オブスキュリティー・ノックス」でした。
ありがとう、トラッシュキャン・シナトラズ! ありがとう、オブスキュリティー・ノックス!

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