歴史を刻むラップとロックのクロスオーバー!ランDMC「Walk This Way」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、Back to the 80s!ランDMCのシングル「Walk This Way」です。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

7月4日は、こんな出来事がありました。

7月4日 ランDMC、シングル「Walk This Way」をリリース(1986)

なつかしいぁ、ランDMC。この曲で一気にメジャーになりました。

コラボした、エアロスミスのスティーブン・タイラーもこの曲で見事に復活。
いろんな意味で歴史を刻んだ一曲ですね。

今日は、この曲を取り上げましょう。
Back to the 80s! ランDMC「Walk This Way」です!

■ランDMC

ランDMCは、米ニューヨーク出身のヒップホップグループです。
1980年代初頭から活動していましたが、ランDMCと改名したのは1982年。
1984年のデビューアルバム「ランDMC」は、ヒップホップとして初のゴールド・ディスクを獲得しました。


Run DMC

ラップミュージックの起源がそうであるように、彼らも社会派のメッセージをラップに乗せた、攻撃的なサウンドが売りでした。
そんな彼らに、エアロスミスとのコラボ企画が持ち込まれたのは1986年のこと。

もともと、エアロスミスの曲「Walk This Way」のビートをサンプリングして、ラップで使っていた彼ら。
ただ、歌詞は別物です。なので、このコラボ企画で初めて原曲の歌詞を聞いたときは、「こんなカントリーミュージックみたいな歌詞、やりたくねぇ」と否定的だったそうです。

それでも、この企画の発案者、プロデューサーのリック・ルービンに説得されてレコーディングを開始すると、空気は一変。
レコーディングには、エアロスミスのスティーブン・タイラーとジョー・ペリーも参加。
ここに、歴史に残る、ラップとロックがクロスオーバーした名曲「Walk This Way」が生まれました。


RAISING HELL

■Walk This Way

それでは、そんなヒップホップとロックの融合、「Walk This Way」を聴きましょう。
Back to the 80s!Here We Go!

いやぁ、名曲ですね。
このPVもロックとヒップホップの融合を象徴していて、対立を乗り越えて一緒にステップを踏む様は、ある意味感動的ですらあります。
音楽も人種もいろんなものにボーダーは不要です。もっともっとクロスオーバーしてほしいですね。

ちなみに、ランDMCですが、中心人物のジャム・マスター・ジェイがレコーディング・スタジオで射殺されるといういたましい事件が起きて、2002年に活動を休止
一方、コラボしたエアロスミスは、この後に復活。映画「アルマゲドン」主題歌、「I Don't Want to Miss a Thing」など、ヒット曲を量産しています。

ありがとう、ランDMC! ありがとう、エアロスミス!

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