こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、Back to the 80s!ジョージア・サテライツ「キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ」です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。
■ジョージア・サテライツ
ジョージア・サテライツ(The Georgia Satellites)。
なんか、カッコいい名前ですよね。NBAのチームのような、MLBのチームのような…。
このジョージア・サテライツは、バスケットチームでも大リーグ球団でもなく、80年代に一瞬の煌めきを放ったロックバンドです。
その結成は1980年。リック・リチャーズ(ギター&ボーカル)らによって、ジョージア州アトランタで結成されました。
はじめは鳴かず飛ばずで、バンドも一時休止状態に陥りますが、1985年にリリースされた「Keep the Faith EP」が英国で注目を集めます。
これを受けてメンバーが再集結。1986年にバンド名を冠したアルバム「ジョージア・サテライツ」(原題:Georgia Satellites」をリリース。
このアルバムが、シングル「キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ」(原題:Keep Your Hands to Yourself)のヒットもあって、全米5位となる驚きのヒットとなりました。
ちなみに、シングル「キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ」も全米2位。このときの1位はボン・ジョビの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」でした。
さらにバンドは1988年、トム・クルーズ主演の映画「カクテル」にカバー曲「ヒッピー・ヒッピー・シェイク」を提供すると、これがスマッシュヒット。
さらに同年、2ndアルバム「オープン・オール・ナイト」をリリース。その勢いは止まることを知りません。
ただ残念ながら、1stアルバムほどの商業的な成功を収めることはできませんでした。
1989年に3rdアルバム「In the Land of Salvation and Sin」をリリースすると、バンドは活動休止に。メジャー・シーンでその名を聞くことはなくなりました。
■キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ
それでは、そんなジョージア・サテライツの懐かしの大ヒット曲を聴きましょう。
1986年にリリースされ、全米2位の大ヒットとなったロック・チューンです。
Back to the 80s!ジョージア・サテライツ「キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ」。Here We Go!
■ジョージア・サテライツその後
いやぁ、いいですねぇ、ジョージア・サテライツ。
この粘っこさ、バタ臭さ。ボン・ジョビの「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」に肉薄したというのはとんでもないことです。
さて、その後のバンドですが、実は再結成しています。
オリジナル・メンバーで残っているのはリック・リチャーズだけですが、1993年に活動を再開。過去の曲の再録と新曲を含んだアルバム「Shaken Not Stirred」(1996年)をリリースしています。
ただ、その後は音沙汰がありません…。一部には新作の制作に入ったというニュースもあったのですが、今のところリリースされていません。
彼らの音楽って、年齢を増せば増すほど、味が出てくると思うんだけどな…。だから、聴きたいんです、ジョージア・サテライツのバタ臭いロックを!
勝手なファンの希望ですが、お願いします!リチャーズさん。
ぜひ、ジョージア・サテライツの新作を聞かせてください。
ありがとう、ジョージア・サテライツ! ありがとう、「キープ・ユア・ハンズ・トゥ・ユアセルフ」!