勝手に妄想!伝説の第1回フジロック2日目…グリーン・デイ、ベック、ウィーザーらが出演!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、勝手に妄想!伝説の第1回フジロック2日目…グリーン・デイ、ベック、ウィーザーらが出演!です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜、個人的な愛聴盤などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

■今日は何の日

1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されているタワレコ手帳(現在は製造中止…)。
7月27日の頁には、こんな出来事が記されていました。

【出来事】グリーン・デイ、ベック、プロディジーらが出演予定だった〈FUJI ROCK FESTIVAL〉の2日目公演が、前日の悪天候の影響で中止に(1997)

日本のロックフェスの幕開け、フジロック・フェスティバル1997
期日は、1997年7月26日から27日の2日間。場所は富士山のふもと、山梨県・富士天神山スキー場

多くのロックファンが富士天神山に詰めかけましたが、それは文字通り、嵐の幕開けとなりました。
迎えた初日(1997年7月26日)、会場の富士めがけて台風が直撃。雨や風やの大荒れとなりました。

館長ふゆきも現地に行って、豪雨と暴風のなかライブ鑑賞していましたが、途中で断念…。
何より寒かった…。真夏のフェスと油断して防雨防寒具もなし。当時は多くのひとがそうでした。

しかも会場周辺の交通は大混乱…。待てどもシャトルバスは来ず、雨風凌ぐ場所もなく…。
フェス参加者というより遭難者の体で、ずぶ濡れの状態で宿にたどり着いたのでした…。

そして迎えた2日目(1997年7月27日)。天気は、前日と打って変わってピーカン、雲ひとつない快晴でした。
しかし、忘れもしないアナウンスが町に流れます。「フジロック・フェスティバル2日目は中止になりました」と…。

当時はインターネットもスマホも普及していなかったら、情報伝達手段は町内一斉放送のスピーカーでした。
そのとき宿で朝食をとっていた私は、それを聴いてしばしぼう然とした記憶があります。

こうして、第1回フジロック・フェスティバルは、2日目の公演が中止になるという、ある意味歴史に残る衝撃的な幕切れとなったのでした。

■勝手に再現!フジロック2日目

そんな伝説の第1回フジロック・フェスティバル。今日(7月27日)は、本当はその2日目が行われていた日…。
ということで、あれから四半世紀のときを経て、勝手にあの日にリベンジしちゃいましょう。

勝手に再現!フジロック2日目はこんな感じだったろう…。
予定されていた出演者やタイムテーブルから、2日目のライブの見どころを妄想再現しちゃいます。

まずは、2日目のステージを盛り上げたのは、世界を駆けるガールズ・バンド「少年ナイフ」
ニルヴァーナの前座を務めるなど、グローバルで最も名の知れた日本のロックバンド。曲は「KONNNICHIWA」
翌1998年リリースのアルバム「HAPPY HOUR」に収録されるナンバーで、日本のロックファンにご機嫌な挨拶を決めます。

 

続いて、日本のロックファン大好き「Weezer」!このときは2ndアルバム「ピンカートン」を出したばかり、まだまだ新人バンドでした。
曲は、彼らの人気を決定づけた2ndシングル「バディー・ホリー」(Buddy Holly)。このポップなチューンで会場は大合唱に
来たるWeezerブームを予感させるライブ・パフォーマンスを魅せつけます。

 

そして、ストーン・ローゼズを脱退したジョン・スクワイアが結成した大物新人バンド「ザ・シーホーセズ」が登場!
曲は彼らのデビュー・シングル「ラブ・イズ・ザ・ロー」(Love Is The Law)。ジョン・スクワイアのギターが富士に鳴り響きます。
ブリティッシュ・ロック好きもローゼズ・ファンも歓喜!古くも新しいギター・ロックに観衆が酔いしれます。

 

歴史を拓くフジロックも終盤…。続いて登壇したのは、新時代の吟遊詩人「ベック」です。
1997年当時はまだ2ndアルバム「オディレイ」を出したばかりの新人ですが、このあと超ビッグになることを確信させる圧巻のライブを披露。
曲は大ヒットナンバー「ルーザー」(Loser)!富士天神山に、フォーキーでロックな唯一無二のベック・ワールドが展開されます。

 

そしてやって来ました「グリーン・デイ」!後にスーパーバンドとなる米ロックバンドが富士天神山に降臨!
代表的なナンバー「バスケット・ケース」(Basket Case)をはじめ、爆音パンクロックで観衆をヘドバンさせます。怒涛のステージでその名を轟かせます。
ちなみに実際の彼らは、2日目が中止になったことに激怒し、エアガンで宿泊していたホテルの部屋を破壊する暴挙でその名を轟かせました…。

 

歴史に残るフジロック・フェスティバル、ヘッドライナーを務めたのは「プロディジー」
来日直前にロック&ダンスの金字塔とされる3rdアルバム「ザ・ファット・オブ・ザ・ランド」をリリース、乗りに乗った彼らが驚愕のステージを披露します。
曲は大ヒットナンバー「ファイアスターター」(Firestarter)!ダークでアグレッシブなダンス・チューンに会場が揺れます。フジロックならぬフジレイヴ!富士天神山はダンスフロアと化しました


いやもう、こうして妄想して再現するだけで興奮してしまいます。
ものすごいラインナップ…見る目あるなぁ、SMASH(主催者)。他にも2日目には、マッシヴ・アタックや布袋寅泰などが参加する予定でした。

できればいつか、この中止になった2日目をリアルに再現してほしい。できれば富士天神山で…。
とんでもない盛り上がりになると思います。それこそ、本当のフジロック伝説が生まれるんじゃないでしょうか。

そんな妄想も広がる7月27日
この日は、グリーン・デイ、ベック、プロディジーらが出演予定だった〈FUJI ROCK FESTIVAL〉の2日目公演が、前日の悪天候の影響で中止になった日(1997年)でした。

ありがとう、フジロック! これからも夏フェスが安全に続いていきますように。

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