いまだ変わらぬグランジ魂!マッドハニー「Digital Garbage」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

2月21日は、米ロックバンド・マッドハニーマーク・アームの誕生日
今日の夢中は、マークの誕生日を記念して、マッドハニーの最新アルバム「Digital Garbage」を取り上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

しかーし!先日レポートした通り、タワレコ手帳2019年版が発売されないことが分かりました。
今年こそ、再販されるはずとの期待は無残に散りました…。本当に残念…。

ということで、今年も「タワレコ手帳」2016年版を使って、気になった出来事や記念日を取り上げていきます。
誕生日や記念日は、何年たっても変わらないからね。今日はこの人の記念日でした。

2月21日 【誕生日】マーク・アーム(マッドハニー:1962)

誕生日おめでとう、マーク!今日は、マッドハニーの最新アルバム「Digital Garbage」を取り上げます。

■マッドハニー

マッドハニー
米シアトル出身のオルタナティブ・ロック・バンドです。

1980年代末から巻き起こった「グランジ」ブームの先駆者とされています。
特に、ニルヴァーナのカート・コバーンは彼らから大きく影響を受けたと言われています。

その後のニルヴァーナの大活躍やグランジ・ロックの隆盛を考えると、マッドハニーの功績って大きいですよね。
ニルヴァーナ・ファンは、彼らのアルバムも聴いていたんじゃないかしら?

かく言う館長ふゆきもその一人。
ニルヴァーナからマッドハニーに誘われて、手に取ったのが彼らのデビューアルバム「マッドハニー」(1989年)でした。


Mudhoney

彼らの音楽は、ニルヴァーナをイメージして聴いたら裏切られます。
轟音ギターに粗削りなボーカル。ニルヴァーナをもっと尖がらせたイメージ。
やりたい音楽を勝手にかき鳴らしてるだけというようなインディーズ感。
これが「グランジ」なんだと言われれば、そうなんだけど…。

そんなマッドハニーの中心人物が、マーク・アームです。
彼は、一説には「グランジ」の名付け親とも言われていますが、本人は商業主義的なグランジ・ブームに嫌気がさしたみたい。
所属レーベルのサブポップを離れ、そしてバンドの活動も聴くことが少なくなりました。

ただ、やっぱりグランジ魂は消えることがありませんでした。
サブポップに戻って、昨年(2018年)、バンド30周年を記念した10枚目のアルバム「Digital Garbage」をリリース。
相変わらずのグランジ・ロックで、健在ぶりを示してくれました。


Digital Garbage

今日は、マーク・アームの誕生日を祝して、マッドハニーの最新アルバム「Digital Garbage」を取り上げます。

■個人的なおススメ

久々に聴きました、マッドハニー。もう結成30年なんですね。
ただ、最新アルバム「Digital Garbage」は、以前と変わらぬインディーズ感たっぷりのグランジ・ロックでした。

それでは、そのアルバム「Digital Garbage」の中から、個人的なおススメを紹介します。

まずは2曲目「Paranoid Core」
ドラムもギターも好き勝手にかき鳴らしている感じ。なんとも若々しいパンクロックです。
社会を風刺する歌詞も痛烈。とても30年選手とは思えない暴れっぷり。
マッドハニー健在を示す1曲です。

そして4曲目「Kill Yourself Live」
めずらしく(?)キーボードが旋律をつむぎます。…が、その音はやっぱり尖がっています。
そして歌詞も尖がっています。現在のネット社会を痛烈に批判。プロモビデオもこれまた痛烈…。

そして6曲目「21st Century Pharisees」
マークの歌声はもはやパンクの神様が降臨したかのよう…。歌いだしのシャウトなんて、30年前より切れ味マシマシ。
もう好き勝手に演奏して、一発録りしました!ってな荒々しいロックです。

すごいな、マッドハニー。
インタビューなんかを読むと、現在のアメリカに対する危機感が背景にあるみたい。
バンド結成30年を経てさらに尖がったマッドハニー。これを聴くには相当な覚悟が必要です…。

ありがとう、マッドハニー! 誕生日おめでとう、マーク!

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