こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、80年代のヒット曲、ピーター・ガブリエルの「スレッジハンマー」です。
■Back to the 80s
このところ、カルチャークラブの「カーマはきまぐれ」とか、a-haの「テイク・オン・ミー」とか、懐かしのヒット曲にハマっています。
なんかイイですよね、80年代の洋楽って。
当時は、MTVが席巻してきて、音楽だけでなく映像も人気を左右するようになりました。
日本でも洋楽番組「ベストヒットUSA」が、旬な洋楽を、映像で届けてくれていましたね。
そんな中、これまで「硬派」なイメージのアーティストも、凝ったミュージックビデオを作るようになりました。
今回紹介するピーター・ガブリエルもその一人。単なるプロモーション映像と言うよりは、アートの世界観がただよう映像で、シングル曲「スレッジハンマー」を大ヒットさせました。
…ということで、今では「懐メロ」になってしまいましたが、個人的にはなお色褪せない、80年代の洋楽をいま一度。
バック・トゥ・the 80s!80年代の洋楽シーンに、ちょっとタイムとリップしましょう!
■ピーター・ガブリエル
今回とりあげるのは、このアーティストのこの曲です。
ピーター・ガブリエル、「スレッジハンマー」。
ピーター・ガブリエルは、、英国出身のアーティスト。プログレ・バンド「ジェネシス」の初代ボーカリストとして名を馳せました。
ジェネシス在籍当時は、、奇抜なファッションでのパフォーマンスでプログレならではの独特の世界観を演出しました。
ソロに転向してからも、アフリカン・ミュージックを取り入れるなど、先進的な音づくりを進めます。
そして、1986年にリリースしたのがアルバム「So」。ポップの要素も取り入れたこのアルバムは、彼の最大のヒットになりました。
特にシングルカットされた「スレッジハンマー」は、世界的に大ヒット。
米国では、かつて彼が在籍していたジェネシスのシングル「インヴィジブル・タッチ」を引き摺り下ろして、全米1位を獲得しました。
■スレッジハンマー
それでは、そんなピーター・ガブリエルの名曲「スレッジハンマー」。
アーティスティックなミュージック・ビデオ映像とともに、お聴きください。
さすが、元プログレ・バンド。この前衛的な映像は、大御所としてのプライドでしょうか。
当時のチャラチャラしたMTVブームに、「お前ら、これぐらいやってみろ」と喝を入れているみたい。
ちなみに、アルバム「So」には、「ドント・ギブ・アップ」という名曲も収録されるので、こちらもぜひ聴いていただきたい。
ケイト・ブッシュとのデュエット曲。つらいとき、苦しいときに聴きたい名曲です。
ありがとう、ピーター・ガブリエル! ありがとう、スレッジハンマー!