Back to the ”1984”!デイヴの誕生日にヴァン・ヘイレンの名盤を聴こう!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、Back to the 80s!…ならぬ、Back to the 1984
ヴァン・ヘイレンの大ヒットアルバム「1984」を取り上げます。

■今日は何の日

いつも愛用しているタワレコ手帳
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されています。

10月10日は、この人の誕生日でした。

10月10日 【誕生日】デヴィッド・リー・ロス(ヴァン・ヘイレン:1954)

デヴィッド・リー・ロス!
米ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のボーカリストとして黄金時代を築いた人物ですね。

バンドの中でも、デイヴの底抜けに明るいキャラクターは強烈でした。
10月10日は、そのデイヴの誕生日。なんと御年65歳!デイヴがそんなおじいちゃんになるとは信じられません…。


スカイスクレイパー/デイヴィッド・リー・ロス

でもきっと、底抜けに明るいおじいちゃんになってるんだろうな…。
今日は、そんなデイヴの誕生日を記念して、彼の、そしてヴァン・ヘイレンの歴史に残る名盤「1984」を取り上げます。

■1984

「1984」
米ハードロックバンド「ヴァン・ヘイレン」の通算6枚目のアルバム。
もちろんリリース年は、1984年です。


1984

このアルバムは、発売されるやすぐに売上を伸ばし、最終的には1000万枚を超える大ヒットアルバムになりました。
ちなみに、チャートの最高位は2位。このとき1位の座に君臨していたのは、マイケル・ジャクソンのアルバム「スリラー」でした…。

「1984」が大ヒットした要因の一つに、シングル「ジャンプ」の大ヒットがあるでしょう。
この曲では「ライトハンド奏法」で知られる超絶テク・ギタリストのエディ・ヴァン・ヘイレンが、ギター・ソロのほかにキーボードでもソロを演奏。
エディは、他にもアルバムを通じてキーボードを多用。音楽性の広がりを見せて、バンドは新たなファンを獲得しました。

そしてもう一つ、バンドの人気を牽引したのは、デイヴのボーカルです。
底抜けに明るいキャラクターと金髪で野性的なルックス。これぞロックスターというべき魅力を発散して、多くの女性ファンを引き付けました。

人気が出過ぎたことが影響したのか、デイヴはこのアルバム後にバンドを離脱。ソロ活動に転じます。
その後、デイヴとヴァン・ヘイレンは別々に活動を続けますが、後にデイヴがバンドに復帰。
2012年に、アルバム「ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース」(原題:A Different Kind of Truth)をリリースしています。


ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース

■個人的なおススメ

それでは、ヴァン・ヘイレンの大ヒットアルバム「1984」から、個人的なおススメを紹介します。

まずは、やっぱりこの曲。2曲め「ジャンプ」です。
ロック史上に残るイントロ…。エディによるキーボード演奏です。
そこに絡みつくデイヴのボーカル。サビでは、デイヴのボーカルとエディのキーボードが見事にコラボします。
極めつけは、中盤のエディのギター・ソロ。ライトハンド奏法で超絶テクを魅せつけます。名曲です。

続いて、3曲め「パナマ」
一転して、エディのハードなギターから始まるハードなナンバー。
元々のヴァン・ヘイレンのファンは、「ジャンプ」よりこっちが好きなんじゃないかな。
サビは、デイヴのボーカルとエディのギターの掛け合い。この曲もギター・ソロが痺れます。エディ、カッコいいな…。

そして、6曲め「ホット・フォー・ティーチャー」
こちらは、アレックス・ヴァン・ヘイレン(エディの兄)のドラム・ソロから入ります。
そこにエディのギターが絡みついて、序盤から大いに盛り上がります。ヴァン・ヘイレン兄弟の魅力さく裂です。

ちなみにこの曲、TV番組「タモリ倶楽部」の人気コーナー「空耳アワー」で、サビの「got it bad,god it bad…」が「ひかる一平、ひかる一平…」に聴こえるという投稿がありました。
それからこの曲を聴く度に、そのフレーズが頭の中を駆けまわるんです…。ひかる一平さん。若者たちは知らないか(苦笑)。

…ということで、今日は、デイヴの誕生日を記念して、ヴァン・ヘイレンの名盤「1984」を取り上げました。
あらためて、名曲ぞろいのアルバムに、すっかり「Back to the 80s!」ならぬ「Back to the 1984!」してしまいました。

ありがとう、ヴァン・ヘイレン! 誕生日おめでとう、デイヴ!

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