こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、アリス・イン・チェインズの新譜「レーニア・フォグ」を紹介します。

■アリス・イン・チェインズ

アリス・イン・チェインズ。
米国シアトルで結成されたロック・バンドです。

同郷で同時期に活躍したニルヴァーナやパール・ジャムらとともに、90年代のグランジ・ブームをけん引しました。
ジャンルとしてはオルタナティブ・ロックに分類されると思いますが、その音楽は、ニルヴァーナらに比べると、ダークでヘヴィー。

ニルヴァーナのようにシングルの大ヒットを生むことは無かったものの、コアなファンは彼らを支持し続けました。
中毒性が高いというのでしょうか。聞けば聞くほど、その退廃的な音楽の世界にはまり込んでしまいます。

1990年にアルバム「フェイスリフト」でデビューすると、1992年にリリースした2ndアルバム「ダート」が大ヒット。
グランジ・ブームと相まって、人気に火がつきます。

ダート

すると、続く3rdアルバム「アリス・イン・チェインズ」(1995年)は全米1位を獲得。
商業的にも成功をおさめますが、順風満帆にいかないのは、ニルヴァーナもこのバンドも同じ。

アリス・イン・チェインズ

リードヴォーカルのレインが、深刻なドラッグ問題に陥り、思うように活動を行うことができません。
レインは回復しないまま2002年に死去。バンドも瀕死の状態に陥ります。

■レーニア・フォグ

そんなバンドが再び音楽シーンに登場したのは、2009年に発表した4thアルバム「ブラック・トゥ・ブルー」でした。
なんと、前作から14年ぶりとなるスタジオ・アルバム。新ボーカルに、ウィリアム・デュヴァールを迎えての復活でした。

ブラック・トゥ・ブルー

そこから5thアルバム「ザ・デヴィル・プット・ダイナソーズ・ヒア」(2013年)を経て、5年ぶりとなる新作が届けられました。
そのアルバムのタイトルは「レーニア・フォグ」。

レーニア・フォグ

「レーニア」は彼らの地元シアトルのレーニア山のこと。そのタイトル通り、地元シアトルへの敬意を評した作品となっています。
実際のレコーディングも、20年ぶりに地元シアトルのSTUDIO Xで行われました。

メンバーは「シアトルは本当に特別な場所なんだ」と言います。
レインの死などを経て、ようやく帰って来れたということなのかもしれません。

バンド誕生の地シアトルで再び奏でられる、ダークでヘヴィーなサウンド。
決して万人受けする音楽ではありません。ただ、ハマるひとにはとことんハマる。
「アリチェン」サウンド、シアトルで復活です!

■個人的なおススメ

それでは、アリス・イン・チェインズ「レーニア・フォグ」から個人的なおススメです。

まずは1曲目「ザ・ワン・ユー・ノウ」。
空間を切り裂くようなギターのカッティング。そこに重いベースとドラムが乗ります。
のっけから「アリチェン」サウンドがさく裂。ダークでヘヴィーなグルーヴに魂を持ってかれるので要注意です。

続いて2曲目「レーニア・フォグ」。
アルバム・タイトルにして、地元シアトルへの敬意を表した曲。
ただ当然のごとく、ダークで重いサウンドがまさに濃霧(フォグ)のように聴く者のハートを包み込みます。
これも視界を保つのが大変。要注意です。

そして8曲目「ソー・ファー・アンダー」。
イントロのギター&ドラムから粘っこいボーカル…。どこまでも漆黒で、退廃的なサウンドが広がります。
サビの「ソー・ダー・アンダー」のところで、彼らの世界に引き込まれます…。要注意です。

これはヤバいサウンドです。一度聴いたら、その世界からなかなか抜け出せない。
まさにアリス・イン・チェインズの濃霧(フォグ)に包まれたよう…。しばらく抜けられないかもしれません…。

ありがとう、アリス・イン・チェインズ! ありがとう、レイニー・フォグ!

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