サイケお祭りロックばく進!サイケデリック・ポーン・クランペッツ「シャイガ」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、豪サイケロックバンド、サイケデリック・ポーン・クランペッツの新譜「シャイガ」です。

■サイケデリック・ポーン・クランペッツ

サマーソニック2019で圧巻のライブパフォーマンスを披露したサイケデリック・ポーン・クランペッツ。待望の新譜が届きました。
通算4枚目となるアルバム「シャイガ!ザ・サンライト・マウンド」です。


シャイガ!ザ・サンライト・マウンド

サイケデリック・ポーン・クランペッツは、オーストラリア・パース出身の5人組ロックバンド。
2016年に「High Visceral,Part 1」でシーンに登場すると、「High Visceral,Part 2」(2017年)、「ワッチャマコーリット」(2019年)と相次いでアルバムをリリース。

サイケからハードロック、ジミヘンからビートルズまで包摂するバラエティに富んだ音楽で注目を集めます。
爽快なギターリフに軽快なメロディ。まるでお祭りに参加しているような楽団ロック。聴いてて楽しい音楽。これ、音楽の原点かも。


ワッチャマコーリット

そんなサイケ楽団サイケデリック・ポーン・クランペッツが、パンデミックで2020年ツアーが中止されている間に、さらなる進化を遂げました
ボーカル&ギターのJack McEwanは、自分自身に境界を設けず「自由に創作することができた」と語っています。

ただでさえノーボーダーなのに、自粛環境の中で、その自由な音楽性をさらに解き放った…
4thアルバム「シャイガ」は、そんなJackの言葉通り、お祭りロックがさらに進化。ギターもボーカルもメロディも自在に駆け巡る、とんでもないごった煮ロックアルバムに仕上がりました。

■個人的なおススメ

それでは、そんなサイケデリック・ポーン・クランペッツの4thアルバム「シャイガ」から個人的なおススメです。

まずは、2曲め「Tally-Ho」
これぞ、サイケお祭りロック!イントロのギターリフから身体が躍ります。
中盤でギターソロとボーカルがユニゾン、お祭りは最高潮に達します…。こんなメロディ、よくつくれるよな…。

続いて、5曲め「Mr Prism」
ゲーム音のような始まりから、いきなりサビへ。
「New Year,yellow / Pneumonia gallows」(新年はイエロー、肺炎の絞首台)※ふゆき訳。
この不思議なフレーズが耳について離れなくなります…。意味不明な歌詞も、結構ヤバいことを歌ってるみたい。ほんと解き放たれたな…。

そして、10曲め「Pukebox」
もはや誰もサイケデリック・ポーン・クランペッツを止められない…。
アルバムは終盤に差し掛かっても、まったくブレーキが踏まれません。
この曲もまた、ギターとボーカルのユニゾンがたまらない。途中「アーアアー」の叫びには、お祭り参加者すべてが身体を揺らすでしょう…。

いやぁ、すごいな、サイケデリック・ポーン・クランペッツ。
巣ごもり期間に好き勝手やったら、とんでもないお祭りロックが爆誕した感じ。
クレイアニメを使ったMVも自由すぎる…。4thアルバム「シャイガ」、サイケお祭り楽団のばく進は止まりません

ありがとう、サイケデリック・ポーン・クランペッツ! ありがとう、シャイガ!

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