ルイス・キャパルディ、癒しのシャウト「サムワン・ユー・ラヴド」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、スコットランドの新星ルイス・キャパルディの名曲「サムワン・ユー・ラヴド」です。

■ルイス・キャパルディ

新星登場。素晴らしい才能と出会いました。
それが今日紹介するルイス・キャパルディです。

ルイス・キャパルディ
スコットランド出身のシンガー・ソングライターです。

2017年のEP「Bloom」でデビューすると、これが全世界で1億2,000万回ストリーミング再生という大成功を収めます。
これを受けて、エド・シーランやサム・スミスなどのサポート・アクトを務め、さらに注目を集めます。


Bloom

2018年11月、シングル「サムワン・ユー・ラヴド」がリリース。翌2月に公開されたミュージック・ビデオも話題となり、チャートを急上昇。
全英シングル・チャートで7週連続1位を記録し、2019年最も売れたシングルとなりました。

この曲を収録したデビュー・アルバム「Divinely Uninspired To A Hellish Extent」も全英アルバム・チャートで6週1位を獲得。こちらも、2019年最も売れたアルバムとなっています。


Divinely Uninspired To A Hellish Extent

■サムワン・ユー・ラヴド

まさに、最「旬」なシンガー、ルイス・キャパルディ。
今日は、彼の名曲「サムワン・ユー・ラヴド」を取り上げます。

やさしいピアノの音色にのせて、エモーショナルな歌声が響くラブ・バラード。
最愛のひとを失った悲しみを、たまらなく切なくルイスが歌い上げます。

I'm going under and this time I fear there's no one to save me
This all or nothing really got a way of driving me crazy
I need somebody to heal, somebody to know
Somebody to have, somebody to hold
It's easy to say, but it's never the same
I guess I kinda liked the way you numbed all the pain

心が折れそうなんだ でも誰も救ってくれる人はいない
すべてを失ってしまいそうで 混乱してるんだ
僕には 誰かに癒してくれる人 誰か分かってくれる人
誰かそばにいてくれる人 誰か抱きしてくれる人が必要なんだ
口で言うのは簡単だけど もう元には戻れない
君は僕の痛みを癒してくれた そのすべてが好きだったんだ
(ふゆき訳)

最愛の誰かを失ったとき、どうしようもなくなって、途方に暮れてしまう…。
失ってはじめて、その大切さに気づく…。誰もがそんな経験をしてるんじゃないでしょうか。
ずっと「Someone you loved」(君の愛する誰か)でいること。なぜ難しいんだろう…。

Now the day bleeds into nightfall
And you're not here to get me through it all
I let my guard down and then you pulled the rug
I was getting kinda used to being someone you loved

血を流すように日は夕暮れて 夜が訪れても
全てを支えてくれるはずの君は ここにいない
僕は慢心していたのかもしれない そして君は行ってしまった
君の愛する誰かでいることに 慣れてしまっていたんだね
(ふゆき訳)

■癒しの歌声

この曲の人気を不動のものしたのが、そのミュージック・ビデオ
英国民的ドラマ「ドクター・フー」の名優ピーター・カパルディが出演する、短編映画のような作品です。

現在と過去が行き来する映像。登場する2つの家族。壮年の紳士が聴いているイヤホンの音とは…。
臓器移植のチャリティ団体Live Life Give Lifeとのコラボレーションです。

And I tend to close my eyes when it hurts sometimes
I fall into your arms
I'll be safe in your sound till I come back around

辛くてたまらないときは ときどき目をつむるんだ
そして君の腕に飛び込んでいく
君の鼓動を聴いていれば いつも安心できるんだ
(ふゆき訳)

すばらしいですね。癒しのシャウト慟哭の美声
彼が1996年生まれの23歳というのが信じられない、万感の思いが込められた渋い歌声です。

すばらしい歌声をありがとう。すばらしい映像をありがとう。
ルイス・キャパルディ、おススメです。

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