Back to the 80s!赤毛のブルー・アイド・ソウル「シンプリー・レッド」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、Back to the 80s!赤毛のブルー・アイド・ソウル、シンプリー・レッドのデビュー・アルバム「ピクチャーブック」を紹介します。

■シンプリー・レッド

シンプリー・レッドは、イギリス・マンチェスター出身のバンドです。
1985年に結成され、一度解散したものの、2015年に再結成されました。
…と言っても、メンバーは固定しておらず、赤毛のボーカル、ミック・ハックネルのソロ・プロジェクトと言っていいかもしれません。

このバンドの魅力は、なんと言っても、ハックネルのボーカルにあります。
ブルー・アイド・ソウルという黒人音楽に影響を受けた音楽を演るのですが、ハックネルのやさしくも力強い歌声が見事にハマります。

1985年にデビュー・アルバム「ピクチャー・ブック」を発表。
シングル「マネーズ・トゥー・タイト」がヒットを上げて注目を浴びます。
彼らの人気を決定付けたのが、続いてシングルカットされた「ホールディング・バック・イヤーズ」です。
アメリカでチャート1位を獲得するなど、世界的なヒットをあげました。


ピクチャー・ブック

1987年に2ndアルバム「メン・アンド・ウィメン」、1989年に3rdアルバム「ニュー・フレイム」を発表。
シングル「2人の絆(If You Don't Know Me Now)」は、再びアメリカで1位の大ヒットとなりました。


メン・アンド・ウィメン

バンドは2007年に10枚目のアルバム「ステイ」を発表した後、解散します。
長い沈黙の後に、2015年に再結成されました。奇しくも、この年はバンド結成30周年。アルバム「ビッグ・ラブ」を発表し、30周年記念ツアーも行なっています。


ステイ

■個人的なおススメ

さて、今回とり上げるのは、彼らの人気に火をつけたデビューアルバム「ピクチャーブック」です。
早速、個人的なオススメを紹介します。

まずは、7曲め「ホールディング・バック・イヤーズ」
彼らの人気を決定付けた名曲。やさしいラブ・バラードです。
柔らかなピアノの音に、ハックネルの透き通ったボーカルが重なり、どこか懐かしく、心に響く名曲に仕上がりました。

続いて、6曲め「マネーズ・トゥー・タイト」
彼らの記念すべきデビューシングル。ヴァレンタイン・ブラザーズのカバーです。
ブルー・アイド・ソウルのお手本のような、ノリのいいソウル・ポップ。
持ち前の高音で歌い上げるサビはしびれます。

そして、1曲め「カム・トゥー・マイ・エイド」
こちらもブルー・アイド・ソウルを代表するようなソウル・ポップ。
バンド「シンプリー・レッド」の幕開けをソウルフルに告げるようです。

なお、シンプリー・レッドというバンド名ですが、ハックネルが赤毛であることと、ハックネルが大ファンであるマンチェスター・ユナイテッドのシンボル・カラーである赤に由来するそうです。

赤毛のブルー・アイド・ソウル歌手、シンプリー・レッド。
これからも名曲を歌い続けてほしいですね。

ありがとう、シンプリー・レッド! 生「ホールディング・バック・イヤーズ」を聴きたい!

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