こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、米ロックバンド・Weezer(ウィーザー)の新譜「ブラックアルバム」です。
■ウィーザー
米カリフォルニア出身の4人組ロックバンド、Weezer(ウィーザー)。
大好きなバンドの一つ。その魅力は、「泣く子も歌う」という評されるキラー・メロディと、ハードエッジなギター・サウンドです。
前回紹介した通り、突然、カバーアルバム「ティール・アルバム」をリリース。
これが予想外に(?)チャートアクションが良くて、Weezerの底力を見せつけた形になりました。
そんな彼らですが、カバーアルバムから間を置かず、新譜をリリースしました。
それが今回紹介する「ブラックアルバム」です。
通算12枚目。オリジナルアルバムとしては、前作の「ホワイトアルバム」(2016年)から約3年ぶりです。
これまでも、デビューアルバムの「ブルーアルバム」や「グリーンアルバム」、「レッドアルバム」などのアルバムを出している彼ら。
いずれも原題は「Weezer」。これらの呼び名は、ジャケットの色から呼ばれている通称です。
それにしても今回の色は「黒(ブラック)」…。
事前の噂では、相当ダークなテイストになるのではないかと言われていました。
でも、そこはやっぱりWeezer。
確かに重めな音ですが、キラーメロディは健在。なかなかに聴きごたえのある1枚となりました。
■個人的なおススメ
それでは、そんな通称「ブラックアルバム」から、個人的なおススメです。
まずは1曲目、「Can't Knock the Hustle」。
アルバムからの先行シングル。ノリのいいオープニング・ナンバーです。
これまでのWeezer節とはテイストが異なるビートが効いたナンバー。黒人女性と思しきコーラスもパワフルです。
レゲエ調の曲もあるし、「黒」は、ブラックミュージックへの憧憬かもしれませんね。
続いて3曲目、「High As a Kite」。
最初は子供も口ずさめるようなやさしいメロディから始まります。
それが中盤、一気にハードなギターロックになります。この2面性が、Weezerの魅力ですね。
ミュージックビデオも、そんな自分たちの2面性をパロってるみたいで楽しい。
そして6曲目、「I'm Just Being Honest」。
これぞWeezerというギターロック。泣きのメロディは、「黒」アルバムでも健在。
「青」アルバムから変わらぬWeezer節を聴かせてくれます。
「ティールアルバム」から「ブラックアルバム」。
相次いで2枚のアルバムをリリースしたWeezer。今年(2019年)のサマソニ参戦も決まりました。
楽しみです。どちらのアルバムの曲も聴きたいですね。
ありがとう、Weezer! ありがとう、ブラックアルバム!