こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、ザ・ラカンターズの11年ぶりの新譜「ヘルプ・アス・ストレンジャー」です。
■11年ぶりアルバム
ジャック・ホワイト率いるザ・ラカンターズ。
なんと11年ぶりの新譜が届きました。それがこちら、「ヘルプ・アス・ストレンジャー」です。
ジャック・ホワイトはほんと忙しい人で、ザ・ホワイト・ストライプスで一世を風靡したかと思うと、このザ・ラカンターズをやったり、他にもデッド・ウェザーっていうバンドをやったり。
最近はソロ活動でアルバムが全米1位になるなど成功を収めていたので、もうソロでやるのかなと思ってました。
そしたらなんと、前作「コンソーラーズ・オブ・ザ・ロンリー」(2008年)から11年ぶりに、ザ・ラカンターズの復活となりました。
もともとが旧友4人で結成したバンド。活動休止中もバンドのことが頭にあったんでしょうね。
ジャックは、前ソロアルバム制作中につくった曲を、ラカンターズっぽいからということであえて収録せず、本作にまわしています。
他メンバーも、ソロ活動やバンド活動をしながらも、何の違和感もなくラカンターズに再集結。
これまで以上にソリッドで熱いロックンロール・アルバムをつくり上げました。
■個人的なおススメ
それでは、ザ・ラカンターズ「ヘルプ・アス・ストレンジャー」から、個人的なおススメです。
まずは2曲め「ヘルプ・ミー・ストレンジャー」。
のっけから、カッコいいエレキギターに、ジャックとブレンダン・ベンソンのツイン・ボーカルが乗ります。
ラカンターズの持ち味全開、切れ味鋭いロックンロール。11年経っても、その魅力は色褪せませんね。
ちなみにPVは日本で撮影されています。いつの間に…。
つづいて5曲め「シャイン・ザ・ライト・オン・ミー」。
ジャックが、前ソロアルバム制作のときから、ラカンターズのアルバムのためにとっておいた曲。
たしかにこのコーラスはラカンターズっぽい。…というか、クイーンっぽい。
ラカンターズ版ボヘミアン・ラプソディ?70年代のテイストたっぷりのロッカバラードです。
そして8曲め「サンデー・ドライバー」。
走るエレキ・ギター。ステレオで聴くと、左と右からそれぞれ、ジャックとブレンダンのツインギターがうなりを上げます。
ジャックのボーカルも最高です。冒頭から「ホーゥ!」の叫びも。ジャックもノってます。
ちなみに、このアルバム、なんと全米アルバムチャートで初登場1位を獲得。
ラカンターズとしても、ジャックのバンド名義としても、初の快挙です。きましたね。祝ラカンターズ復活!
おめでとう、ジャック! ありがとう、ラカンターズ!