こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、9/21はリアム・ギャラガーの誕生日…伝説再び「ネブワース22」を聴こう!です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。
■リアム・ギャラガー
リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)が伝説の地に帰って来ました。
そこは、1996年にオアシスが25万人超を集めた野外ライブを行った場所、英ネブワース。
この地に26年ぶりに降臨したリアムは、2022年6月3日と4日にかけてソロ・ライブを開催。
計17万枚のチケットは即完売。会場に集まったファンは再び、伝説の目撃者となりました…。
そのネブワース・ライブが1年数か月のときを経て、ついにライブ・アルバムとして蘇りました。
それが2023年8月11日にリリースされたアルバム「ネブワース22」(Knebworth 22)です。
これは、ネブワースを体験できなかったファンには涙もののアルバム…。
同ライブ敢行までを追ったドキュメンタリー映画「ネブワース:2022」には含まれていなかった(兄ノエルにブロックされた)、オアシスの楽曲も収録されています。
だって、いきなり「Hello」から「 Rock ‘n' Roll Star」。最強でしょう…。
乗りに乗ってるリアムは、ソロ楽曲のパワーも半端ありません。何しろ、最強の声を持っているからね。唯一無二の歌声で観客をグイグイ引き込みます。
そして、ラスト3曲は「Supersonic」「Wonderwall」「Champagne Supernova」。
強烈です…。ネブワースに伝説再び。伝説の男リアムがネブワースを熱狂の渦に包みこみました…。
■9/21はリアムの誕生日
そんな伝説の男リアム・ギャラガーが生まれたのは、1972年9月21日。
なんと今日(2023年9月21日)は彼の51回目の誕生日です。おめでとう、リアム!
いまだ兄ノエルとゴタゴタ喧嘩してて、とても51歳には見えないですが(苦笑)、それも彼の魅力です。
これからも大いにやんちゃし続けてほしいと思います。でも、いつか和解してオアシス再結成してほしいな…。
そんな思いも込めて、今日は彼のライブ・アルバム「ネブワース22」から楽曲を紹介したいと思います。
現在、公式youtubeで公開されているライブ映像が3曲あるので、それらを見て聴いて、ネブワースの熱気を追体験しましょう。
まずはアルバム6曲め、「Roll It Over」。
オアシスのアルバム「STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS」収録ナンバー。
正直、アルバムで目立つことのない楽曲で、オアシス時代にライブで演奏されたこともありませんでした。これをあえてライブで持ってくるとは…。
これもリアムの自信なのでしょう。リアムの情熱的な歌声が響き渡ると、得も言われぬメランコリックなムードが会場を包み込みます。さすがリアム…。
続いてアルバム8曲め、「More Power」。
こちらは、ライブ同時期にリリースされたソロアルバム「C'MON YOU KNOW」のオープニング曲。
女性コーラスが印象的な美しいナンバー。リアムも途中「F***in' beautiful」と美しさを賞賛しています。
神々しいという表現が適切かどうか…。終盤ボルテージ高い状態でリアムが歌い終えると、会場から「リアム、リアム…」のかけ声がわき起こりました。教祖リアム降臨…。
そしてアルバム16曲め、「Champagne Supernova」。
言わずと知れたオアシス時代の名曲。名盤「モーニング・グローリー」のラストを飾るナンバーです。
これをライブのラストでやられたら、オアシス・ファンは感極まるわな…。会場は大合唱、とんでもない一体感に包まれています。
ちなみにこの曲で、26年前のネブワース公演にも出演したジョン・スクワイアが登場、情緒的なギターの音色を奏でています。最高です…。
ものすごいライブ・アルバムです。リアム・ギャラガー「ネブワース22」。
誰もがステージで歌うリアム・ギャラガーに引き込まれるでしょう。それほど強烈な歌声をリアムは持っています。
そんなリアムも御年51歳。健康に気をつけて、これからも長く歌い続けてほしいと思います。
誕生日おめでとう、リアム!今日の夢中は、リアム・ギャラガー「ネブワース22」でした。