ウィアード・ナイトメア「Hoopla」!ノイズと甘酸っぱいメロディの狂騒に揺れろ

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、ウィアード・ナイトメアの2ndアルバム「Hoopla」!ノイズと甘酸っぱいメロディの狂騒に揺れろ…です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜、個人的な愛聴盤などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

■ウィアード・ナイトメア

今日とり上げるのは、カナダを拠点とするガレージパンク・バンド「METZ」のフロントマン、アレックス・エドキンスによるソロ・プロジェクトウィアード・ナイトメア(Weird Nightmare)です。

もともとはパンデミックの最中、アレックスが自宅でコツコツとレコーディングを始めたのがプロジェクトのきっかけ。
2022年にリリースされた1stアルバム「Weird Nightmare」は、METZとは一味違うメロディアスなパワーポップ・サウンドで、数多のインディーロック・ファンを心を掴みました。


Weird Nightmare(LP盤)

そんな彼が、満を持して送り出してきた待望の2ndアルバムが、この2026年の新譜「Hoopla」です。
タイトルの「Hoopla」とは、「大騒ぎ」「狂騒」といった意味を持つ言葉。まさにそのタイトルの通り、アルバム全体を包み込むのは、疾走感あふれるギターノイズとエッジの効いたビートです。

しかし、ただ騒々しいだけではありません。今作「Hoopla」の最大の魅力は、そのノイズの隙間から溢れ出す極上のポップミュージックとしてのメロディライン
フックの効いたギターリフ、甘酸っぱいハーモニー、そして胸をギュッと掴まれるようなキャッチーな旋律。まさにパワーポップ・ファンにはたまらない要素がこれでもかと詰め込まれた、極上のロック・アルバムに仕上がっています。


Hoopla

■個人的なおススメ

それでは、そんなウィアード・ナイトメアの2ndアルバム「Hoopla」から、個人的なおススメです。

まずは2曲目、「Might See You There」
アルバムの勢いを象徴するような、疾走感あふれるパワーポップ・ナンバー。イントロから鳴り響く強烈なギターノイズの渦に、思わず身体が動き出してしまいます。
そこに重なるキャッチーなメロディと、女性コーラスとの美しいハーモニーが、これまたたまらない…。
このノイジーさと「甘酸っぱさ」の絶妙なバランスがこの楽曲の最大の魅力。聴き終わる頃には、胸がキュンと熱くなるような爽快感に包まれます。

続いて4曲目、「Forever Elsewhere」
どこか90年代の空気感を纏った、王道のギターロック・チューンです。
力強いビートの上で、幾重にも重なるギターのレイヤー。そこにシューゲイズ的な浮遊感が加わって、楽曲に奥行きある陰翳をもたらしています。
明るいだけではない、どこか内省的で深みのあるサウンドスケープ。アレックスのソングライティングの深化を感じさせる名曲です。

そして6曲目、「Pay No Mind」
これぞガレージロック!と叫びたくなる、パワフルで攻撃的なナンバー。空間を切り刻むようなギターのカッティングと、性急にリズムを刻むドラムの応酬は圧巻です。
そこにアレックスのパワフルなボーカルが重なると、圧倒的な熱量がスピーカーから溢れ出します。理屈抜きでカッコいい。ロック本来の初期衝動を思い出させてくれる、最高にイカしたナンバーです。


いやぁ、久しぶりにこんなにワクワクするパワーポップ・アルバムに出会いました。聴き終わる頃には、胸のすくような解放感と勇気が湧いてくる名盤です。
ガレージロックの衝動と、ポップミュージックの煌めきが見事に融合した傑作。パワーポップ好きはもちろん、エッジの効いたギターロックを探している方にもおススメしたい一枚です。

今日の夢中は、ウィアード・ナイトメアの2ndアルバム「Hoopla」!ノイズと甘酸っぱいメロディの狂騒に揺れろ…でした。
ありがとう、ウィアード・ナイトメア! ありがとう、「Hoopla」!

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