英国流パワーポップの真骨頂!マーク・ヴァレンタイン「Uncommon Side Effects」

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、英国流パワーポップの真骨頂!マーク・ヴァレンタイン「Uncommon Side Effects」です。
「夢中図書館 音楽館」は、ロックの名盤や新譜、個人的な愛聴盤などをレビューする音楽ブログです。あなたのお気に入りの音楽を見つけてください。

■マーク・ヴァレンタイン

最高にイカしたパワーポップ・アルバムが届きました。
それが、今回紹介するマーク・ヴァレンタイン(Marc Valentine)のアルバム「Uncommon Side Effects」です。

90年代UKロックシーンでカルト的な人気を博したグラムロックバンド、ラスト・グレート・ドリーマーズ(Last Great Dreamers)。
そのフロントマンとして長年ファンを魅了してきたのが、このマーク・ヴァレンタインです。

70年代のグラムロックが持つ煌びやかさと、70年代半ばに勃興したパンクの初期衝動、そして90年代ブリットポップへ受け継がれる極上のグッドメロディ。
それらをぎゅっと凝縮した彼のソングライティングは、ソロ活動へ移行してますます冴え渡っています。


Basement Sparks

そんな彼が2026年にリリースしたソロ3作目のアルバムが、今回紹介する「Uncommon Side Effects」です。
前作「Basement Sparks」で見せた瑞々しいセンスはそのままに、さらにキャッチーなメロディとロックの初期衝動が爆発したような傑作。

プロデューサーに英インディー・ロックシーンで辣腕を振るうデイヴ・ドレイパーを迎え、彼の持ち味であるグッド・メロディが全編にわたってさく裂!
全10曲、怒涛のポップ・フックとエッジの効いたギターサウンドが駆け抜ける、まさに「これぞパワーポップ!」と膝を打ちたくなる快作となっています。


Uncommon Side Effects

■個人的なおススメ

それでは、そんなマーク・ヴァレンタインの「Uncommon Side Effects」から、個人的なおススメを紹介しましょう。

まずは1曲目、「NY UAP」。
アルバムの幕開けを飾る、最高にキャッチーなナンバー。
タイトルの「UAP」(未確認空中現象=UFO)からも分かる通り、どこか宇宙的な浮遊感を漂わせつつ、小気味よいギターリフと疾走感あふれるビートが炸裂します。
のっけからマークのボーカルが絶好調。一瞬でパワーポップの多幸感に包まれる、最高のオープニング・トラックです。

続いて2曲目、「High In The Underground」。
1曲目の極上パワーポップに続くのは、どこかルー・リードを思わせるような、ストリートの匂いが漂うロック・ナンバー。
骨太なギターリフとうねるベースラインが楽曲の骨組みを作り、サビではグラムロック直系のキャッチーなフックが見事に花開きます。
若き日の青い冒険心やロックンロールへの憧れを描いたようなストーリー性もあって、聴いているだけで背筋がゾクゾクする格好良さです。

そして4曲目、「You Are The Jet」。
グラムロックの影響を色濃く感じさせる、ゴージャスでエネルギッシュな楽曲です。
エッジの効いたギターと、マークのハスキーな歌声が絡み合い、まるでジェット機のように加速していく高揚感がたまりません。
すこぶるキャッチーなのに一筋縄でいかないサウンドは、「これぞ英国流パワーポップの真骨頂!」と叫びたくなるような名曲です。


いやぁ、最高にしびれるアルバムです。マーク・ヴァレンタインの「Uncommon Side Effects」。
聴き終わった後には、胸が熱くなるような不思議なパワーが宿るはず。グッド・メロディに飢えているあなたに、ぜひ聴いてほしい1枚です。

今日の夢中は、英国流パワーポップの真骨頂!マーク・ヴァレンタイン「Uncommon Side Effects」でした。
ありがとう、マーク・ヴァレンタイン! ありがとう、アルバム「Uncommon Side Effects」!

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