こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、豪サイケロックバンド、サイケデリック・ポーン・クランペッツの新譜「ワッチャマコーリット」です。
■サイケデリック・ポーン・クランペッツ
いよいよ迫って来ましたね、サマーソニック2019。
今年(2019年)は、8月16日(金)、17日(土)、18日(日)の3日間開催です。
ここに来て、ラジオやケーブルテレビの音楽番組では、サマソニ特集が組まれるようになりました。
何の気なしに耳を傾けていると、そこでヤバいやつに出会いました。それが今回紹介するバンド、サイケデリック・ポーン・クランペッツです。
何がヤバいかって、ラブ&ピースの時代にタイムスリップしたかのようなサイケ・ロックを無茶苦茶カッコよく演っているんです。
MVを観てぶっ飛び、アルバムを聴いてその世界に吸い込まれました。
サイケデリック・ポーン・クランペッツは、オーストラリア最西端の州都パース出身の4人組。
ラブ&ピースの時代そのまま、パースで共同生活を送っているそうです。
これまでに、「High Visceral,Part 1」(2016年)と「High Visceral,Part 2」(2017年)という2枚のアルバムをリリース。
そして2019年、待望の3rdアルバムがリリース。日本盤も出ました。
それが今回紹介する「ワッチャマコーリット」(原題:And Now For The Whatchamacallit)です。
ジミ・ヘンドリックスも引き合いに出されるサイケなギター・ロックを奏でる彼ら。
この新譜も、ギター全開、サイケ全開、ラブ&ピース全開。ジミヘンからビートルズ、70年代ハードロックまでバラエティに富んだ音楽がはじけ飛びます。
これ、サマソニの会場をウッドストックに変えちゃうんじゃないかしら。
最高にイカしたロック楽団「サイケデリック・ポーン・クランペッツ」、要注目です!
■個人的なおススメ
それでは、サイケデリック・ポーン・クランペッツの新譜「ワッチャマコールイット」から個人的なおススメです。
まずは2曲め「Bill’s Mandolin」。
初っ端からサイケなギターがうなります。ドラムも行進曲のように弾みます。
バンドというより楽団と呼ぶほうが相応しい。賑やかにいろんな楽器が七色の音楽を奏でます。
ロールプレイングゲームを模したMVも楽しい。ほんと、やりたい放題だな(苦笑)。
続いて6曲め「Social Candy」。
荘厳なギターの響きからめくるめくサイケデリアへ。現代に降臨したビートルズかプログレか…。
そして終盤に訪れるハード・ギターとエレクトリックの狂演。これ、ライブで聴いたら意識がぶっ飛びそう。
そして7曲め「My Friend’s A Liquid」。
イントロのギターリフからもう彼らの世界に引き込まれます。
自在に突っ走るギター&ドラム。そこに違和感なく流れ込むボーカル&コーラス。もはや誰も彼らを止められない…。
すっかりサイケデリックの世界に引き込まれてしまいました。
すごい奴らが現れました。豪パースからやってきたロック楽団「サイケデリック・ポーン・クランペッツ」。おススメです。
ありがとう、サイケデリック・ポーン・クランペッツ! ありがとう、ワッチャマコーリット!