こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
1日1頁、その日に起きた出来事やミュージシャンの誕生日などが記載されているタワレコ手帳(現在は製造中止…)。
5月12日の頁には、こんな出来事が記されていました。
【誕生日】スティーヴ・ウィンウッド(1948)
今日は、ブルー・アイド・ソウルの大御所、スティーヴ・ウィンウッドの誕生日でした。
2022年5月12日で、なんと御年74歳!お元気で何よりです。
今日はそんなスティーヴ・ウィンウッドの誕生日を記念して、彼の大ヒットナンバー「ハイヤー・ラヴ」(Higher Love)を取り上げます。
■スティーヴ・ウィンウッド
スティーヴ・ウィンウッド(Steve Winwood)。
英バーミンガム出身のブルー・アイド・ソウル、ロック・ミュージシャンです。
15歳のときに、兄マフとともに、「スペンサー・デイヴィス・グループ」(The Spencer Davis Group)に参加。
シングル「ギミ・サム・ラヴィン」(Gimme Some Lovin')などのヒットで、1960年代中盤に一躍人気を博します。
グループを脱退した後、伝説的バンド「トラフィック」(Traffic)を結成。
「ミスター・ファンタジー」(Mr. Fantasy)や「トラフィック」(Traffic)などの名盤を音楽シーンに送り出し、成功を収めます。
さらに1969年には、エリック・クラプトンらとスーパー・グループ「ブラインド・フェイス」(Blind Faith)を結成。
唯一のアルバム「スーパー・ジャイアンツ」(Blind Faith)は、英米ともにチャート1位を獲得しました。
その後、トラフィックの活動再開やいくつかのプロジェクトを経て、ソロ・ミュージシャンとしてアルバム制作に入ります。
そして1977年、「スティーヴ・ウィンウッド」(Steve Winwood)をリリース。本格的にソロ活動をスタートしました。
■ハイヤー・ラヴ
ソロ・アーティスト「スティーヴ・ウィンウッド」の人気を決定づけたのが、この曲でした。
1986年にリリースされたシングル「ハイヤー・ラヴ」(Higher Love)。
リズム・アンド・ブルースやロック、様々な音楽を凝縮したナンバーは、まさに才人スティーブの真価発揮。自身初の全米チャート1位を獲得します。
同曲を収録したアルバム「バック・イン・ザ・ハイ・ライフ」(Back in the High Life)も全米3位の大ヒットとなりました。
勢いそのまま、1988年にアルバム「ロール・ウィズ・イット」(Roll with It)をリリースすると、念願の全米1位を獲得。
同名シングルの大ヒットもあって、ソロ・ミュージシャンとしてのピークを迎えました。
その後も、トラフィック再結成を挟みながら、ソロとして活動を継続。
2007年には、クロスロード・ギター・フェスティバルでエリック・クラプトンと共演。後に、クラプトンと連名のライブ・アルバム「ライヴ・フロム・マディソン・スクエア・ガーデン」(Live from Madison Square Garden)をリリースしています。
■Back to the 80s!
それでは、スティーヴ・ウィンウッドの人気を決定づけたナンバーを聴きましょう。
1986年リリースの大ヒット・ナンバー、「ハイヤー・ラヴ」(Higher Love)。
Back to the 80s!Here We Go!
いやぁ、最高ですね、ハイヤー・ラヴ。
80sのテイストを漂わせながらも、いま聴いても胸弾けるような楽曲の完成度の高さに舌を巻きます。
今日(2022年5月12日)は、スティーヴ・ウィンウッドの74歳の誕生日。
いつまでも元気で、素敵な音楽を届けてほしいものです。
誕生日おめでとう、スティーヴ・ウィンウッド! ありがとう、ハイヤー・ラヴ!