サマソニで惚れた英ロックバンド…キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン

B!

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の夢中は、北ウェールズ出身のロックバンド、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンを取り上げます。

■サマーソニック2019

今夏も熱く開催されたサマーソニック2019
残念ながら参戦は叶いませんでしたが、youtubeでライブ配信がありました。

いろんなアーティストのライブが配信される中、出色のパフォーマンスを魅せるバンドがいました。
それが今回紹介するキャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンです。


(アルバム「ザ・ライド」より)

黒の衣装に身を包んだ彼らがステージに登場すると、無造作にギターをかき鳴らします。
その音はソリッドでいて激しく、そのライブパフォーマンスは画面越しにも熱さが伝わってきました。

こいつら何者?むちゃくちゃカッコいい…。思わず画面に引き込まれました。

■キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン

サマソニで一気に惚れたバンド、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン
2007年に北ウェールズで結成されたロック・バンドです。

トム・ペティを彷彿させるようなルックスでギターをかき鳴らし、艶のある歌声を披露していたフロントマンが、ボーカル&ギターのヴァン。
彼を中心に、ボンディー(ギター)、ベンジー(ベース)、ボブ(ドラムス)による4人組。

アルバム・リリース前からラジオや音楽メディアなどで注目を浴びていた彼ら。
2014年にデビュー・アルバム「ザ・バルコニー」をリリースすると、UKアルバムチャートで10位を獲得。イギリスツアーも成功させます。


ザ・バルコニー

さらに2016年にセカンド・アルバム「ザ・ライド」をリリース。
こちらはUKチャート1位を獲得。米チャートでも28位まで上がり、一躍UKロックバンドの注目株に。


ザ・ライド

そんな彼らの最新アルバムが、今回紹介する「ザ・バランス」(2019年)です。
このアルバム、聴いてみたらサマソニの熱いライブがよみがえるような、珠玉のロックンロールぞろい。


ザ・バランス

ソリッドで熱いギターに、艶のあるヴァンの歌声。声はクークスのルークに似てるかな。
骨太のロックンロールが全編にわたって響き渡ります。こりゃ、ライブ向きだわ…。

■個人的なおススメ

ということで今日は、サマソニで一目惚れした英ロックバンド、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメンの新譜「ザ・バランス」から、個人的なおススメを紹介します。

まずは1曲め「ロングショット」(原題:Longshot)。
サマソニでもオープニングを飾った曲です。静かな歌いだしから、ギター&ドラムが絡みつく中盤へ。
のっけからヴァンの色気あるボーカルがさく裂です。「How it goes to get me,honey」の歌い方なんて、もう天性のボーカリストなんでしょうね。

続いて2曲め「フラクチュエイト」(原題:Fluctuate)。
これまたヴァンの歌声を存分に楽しめるロック・ナンバー。特にサビのエモーショナルな歌声は聴きどころ。
曲のつくり方もライブを意識している感じ。サビの前に一度音を静めたり、ハードなギターソロがあったり。
この曲もサマソニで演ってました。そしてモロにハマりました。きっと彼らの狙い通りだったんだろうな(苦笑)。

そして4曲め「カンヴァセーション」(原題:Conversation)。
これも「フラクチュエイト」同様、ライブ向きのロック・チューン。実際にサマソニでも演奏してた曲です。
終盤に向けての盛り上がりが半端ない。ヴァンのボーカル&ギターを、ドラムとベースが激しく盛り立てているよう。
こりゃ惚れるのも仕方ない…。

生粋のロックンロールバンド、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン。
新譜「ザ・バランス」は、生粋のロックンロール・アルバムでした。

ありがとう、キャットフィッシュ・アンド・ザ・ボトルメン! ありがとう、ザ・バランス!

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