こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、カントリー・ミュージックの新星、ケイシー・マスグレイヴズの新譜「Golden Hour」を取り上げます。
■ケイシー・マスグレイヴズ
ケイシー・マスグレイヴズは、アメリカのカントリー・ミュージックの期待の新星です。
ボーカルはもちろん、自分でも作詞作曲を手掛ける、いわゆるシンガーソングライター。
カントリーは結構好きなジャンルなので、音楽アプリspotifyでランダムで聴いたりするのですが、そのときに偶然に出会ったのが彼女でした。
はじめは、大好きなアリソン・クラウスかなと思いました。
いい曲だな…と思って、チェックしたらなんと、アリソンではなく、ケイシー・マスグレイヴスなる歌手でした。
「誰それ?」が第一印象でしたが、これがなかなかの実力派。
1988年生まれの29歳。8歳のときからソングライティングを始めたというからキャリアは長い(?)ですね。
自費出版の3枚のアルバムを経て、2013年、「Same Trailer Different Park」でメジャーデビュー。
その実力は、アルバムリリースの前年に、カントリーの人気バンド「レディ・アンテベラム」の前座に抜擢されたころからも折り紙付き。
1stアルバムにして全米で100万枚のセールスを記録。同アルバムは米グラミー賞で「Best Country Album」を獲得しています。
2ndアルバム「Pageant Material」(2015年)を経て、2018年にリリースされた新譜が今回紹介する「Golden Hour」です。
これがイイんです!一部には、テイラー・スウィフトの再来なんて声もあるようですが、曲調や声質から想起するのは、やっぱりアリソン・クラウス。
ケイシー自身も、尊敬するアーティストとしてアリソンを挙げています。やっぱりそうか。
■個人的なおススメ
今日は、そんなカントリー・ミュージックの注目株、ケイシー・マスグレイヴズの新譜「Golden Hour」から、個人的なおススメを紹介します。
まずは、6曲目「Love is a Wild Thing」。
やさしいアコースティック・ギターのイントロから、中盤・終盤にかけて、ケイシーの奥行きのある声が響きます。
特に中盤の「ayymore…、anymore…」の下りなんて、ゾクゾクします。すごいアーティストが現れたなぁ…。
そして3曲目「Butterfflies」。
アルバムの1stシングルにして、ケイシーの魅力をたっぷり味わえるポップなカントリー・ソングです
この曲のケイシーの歌い方は狙っているのかどうかよくわかりませんが、ちょっと小悪魔的。MVを見ても、美形じゃないですか!
こりゃぁ、アメリカの男性陣はイチコロでしょう。
続いて、7曲目「Space Cowboy」。
これまた、ケイシーの実力の底知れぬ実力を知らしめるカントリー・バラードです。
齢30歳にして、ここまでしっとり歌われると、この先が末恐ろしい…否、ムチャ楽しみになります。
歌声も曲調も、彼女が敬愛するアリソン・クラウスを彷彿させる名曲です。
Space Cowboy(MV)
いやぁ、お気に入りアーティストが増えました。ケイシー・マスグレイヴズ。覚えておいて損はないと思います。
ありがとう、ケイシー・マスグレイヴズ! 来日して~!