こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、ブライアン・アダムスの新譜「シャイン・ア・ライト」です。
■ブライアン・アダムス
ブライアン・アダムス。
彼の曲を聴いて、青春時代を過ごした中年たちは世に多いのではないでしょうか。
カナダのオンタリオ州出身のロック・ミュージシャンです。
1959年11月生まれだから、今年ついに還暦を迎えるんですね。…時の流れるのは早い。
1980年に、アルバム「ギヴ・ミー・・ユア・ラヴ」でデビュー。
1983年の3rdアルバム「カッツ・ライク・ア・ナイフ」がスマッシュヒットとなって注目を集めます。
そんな彼がブレイクしたのは、4thアルバム「レックレス」(1984年)をリリースしてから。
シングル「ヘヴン」、「想い出のサマー」(原題:Summer of '69)などもヒットして、世界的なスターダムにのし上がりました。
独特のハスキー・ヴォイスがたまりませんよね。
「想い出のサマー」なんて、いまでも大好きな曲の上位に入ります。
■シャイン・ア・ライト
そんな彼が、還暦を前にして、新譜をリリースしました。
通算14枚目となるアルバム。タイトルは「シャイン・ア・ライト」。
このアルバム、まさに往年の光が輝くように、ブライアン節がさく裂しています。
なんか、昔のブライアンが戻ってきた感じ。ハスキー・ヴォイスも健在!
しかも、エド・シーランやジェニファー・ロペスとの共作もあり、聴きごたえばっちり。
ブライアン本人も「ロックとポップとR&Bがほどよくブレンドされている」と満足している様子。
青春の歌声再び!今日の夢中は、ブライアン・アダムス「シャイン・ア・ライト」に注目です。
■個人的なおススメ
それでは、恒例の個人的なおススメで、「シャイン・ア・ライト」の魅力を紹介しましょう。
まずは1曲目「シャイン・ア・ライト」。
幕開けとなるタイトル・トラックは、まさにブライアン健在を宣言するかのようなポップ・チューン。
エド・シーランとの共作です。世代と国境を越えた、シンガーソングライターの邂逅ですね。
初期の頃を思い出すような、若々しい歌声とメロディ。ブライアン・ファンはこれが聴きたかった。
続いて2曲目「ザッツ・ハウ・ストロング・アワ・ラヴ・イズ」。
こちらはジェニファー・ロペスとの共演です。ジャニファーの妖艶なボーカルとブライアンのしゃがれ声が見事にコラボ。
ゾクゾクするような円熟したラブ・バラードに仕上がっています。
続いて4曲目「ドライヴィング・アンダー・ジ・インフルエンス・オブ・ラヴ」。
なんともシンプルで力強いロック!ギターとピアノが軽やかに弾けます。
ロック少年ブライアンが無邪気にステージで歌っている感じ。これ、ライブ受けするだろうな。
青春のブライアンが返ってきた。そんなアルバムに仕上がっています。
いま、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドのツアーが決まっているみたい。
日本にも来てくれるといいな…。
ありがとう、ブライアン・アダムス! ありがとう、シャイン・ア・ライト!