こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。
今日の夢中は、カナダ出身のミュージシャン、ブライアン・アダムスの最新ベストアルバム「アルティメイト」です。
■ブライアン・アダムス
ブライアン・アダムス。
カナダ、オンタリオ州出身のシンガー・ソング・ライターです。
「懐かしい!」と思う人もいるのではないでしょうか。
1984年にアルバム「レックレス」で大ブレイク。
シングル・カットされた「ヘヴン」も大ヒットし、全米No.1となりました。
実は、この「レックレス」は4作目のアルバムです。
デビューは1980年リリースのアルバム「ギヴ・ミー・ユア・ラヴ」。
1983年に発表した3rdアルバム「カッツ・ライク・ア・ナイフ」がスマッシュヒットとなり、注目を浴びました。
「レックレス」の大ヒット後も、アルバムのリリースを継続します。
2008年には11作目のアルバム「11」をリリース。カバーアルバムを挟んで、2015年には13作目のアルバム「ゲット・アップ」をリリースしたところでした。
そんな彼のキャリアを総括するベストアルバムがリリースされました(2017年11月)。その名も「アルティメイト」(原題:Ultimate)
アルバム・ジャケットは、WOWOWメガネならぬULTIMATEメガネをかけるブライアン。
御年58歳。2曲の新曲を含む21曲、懐かしさ満載の名盤が生まれました。
■個人的なおススメ
それでは、最新ベストアルバム「アルティメイト」から、恒例の個人的なおススメを紹介します。
まずは5曲め「ヘヴン」(原題:Heaven)。
大ヒットアルバム「レックレス」から1985年にシングルカットされると、見る間にチャートを上昇し、全米No.1を獲得。ブライアンの代表曲となりました。
彼のハスキー・ボイスの魅力がたっぷり味わえるロック・バラードです。
ヘヴン(MV)
続いて12曲め「思い出のサマー」(原題:Summere of '69)
「ヘヴン」に続いてシングルカットされたロック・ナンバー。
軽快なロックのメロディとハスキー声のシャウト。永遠の青春ナンバーです。
思い出のサマー(MV)
そして9曲め「クラウド・ナンバー・ナイン」(原題:Cloud Number 9)。
もともとは1998年リリースのアルバム「On a Day Like Today」に収録の、カントリー色の濃いナンバー。
1999年にシングルカットする際に、シンセサイザーを加えて、よりポップに生まれ変わりました。
今回のアルバムにはシングル盤が入っています。どっちもイイので好きな方は聴き比べしてはいかがでしょうか。
クラウド・ナンバー・ナイン(シングル盤)(MV)
いや~、懐かしい…。久しぶりにどっぷりと聴きました。
ブライアンのハスキー・ボイスは永遠に不滅ですね。「思い出のサマー」なんていま聴いても胸がアツくなります。
新曲2曲の完成度も高いので、まだまだこの青春ボイスを聴けそうです。
懐かしさとともに、14枚目のアルバムに期待が高まるベスト盤でした。
ありがとう、ブライアン・アダムス!ありがとう、Ultimate!