90年代ネオアコ・ギターポップの至宝!ザ・サンデイズ「Reading, Writing And Arithmetic」

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館長のふゆきです。

今日の夢中は、90年代ネオアコ・ギターポップの至宝!ザ・サンデイズ「Reading, Writing And Arithmetic」です。
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■ザ・サンデイズ

今日とり上げるのは、知る人ぞ知る、90年代インディーポップの至宝、ザ・サンデイズ(The Sundays)です。
中心となるのは、ヴォーカルのハリエット・ウィーラーと、ギタリストのデヴィッド・ガヴリン。ブリストル大学で出会った2人を中心に、1988年に結成されました。

1980年代末、当時のイギリス音楽シーンはマッドチェスターの狂騒や、刺激的なインディー・ポップの波が押し寄せていました。
そんな中で登場した彼らは、過度な装飾を削ぎ落とした繊細なギターサウンドと、透明感あふれるヴォーカルで一躍脚光を浴びることになります。


Reading, Writing And Arithmetic(CD)

名門ラフ・トレードと契約して1990年にリリースしたデビューアルバムが、本作「Reading, Writing And Arithmetic」です。
タイトルは直訳すると、「読み、書き、算盤(そろばん)」。その飾らないタイトルが示す通り、アルバムに詰め込まれているのは、純粋で瑞々しいポップ・ミュージックでした。

ハリエットの唯一無二の、天使のようでありながらどこか影のある歌声。そしてデヴィッドの奏でる、アルペジオが煌めくギター。
それらが完璧なバランスで溶け合ったアルバムは、新人バンドとして異例の全英アルバムチャート4位を記録。90年代ネオアコ・ギターポップの方向性を決定づける傑作となりました。


Reading, Writing And Arithmetic(レコード盤)

■個人的なおススメ

それでは、そんなザ・サンデイズの「Reading, Writing And Arithmetic」から、個人的なおススメです。

まずは1曲目、「Skin And Bones」。
アルバムの幕開けを飾る、静謐ながらも力強いナンバーです。
その中心にあるのが、ハリエットの美しくも妖しげな歌声。アコースティック・ギターの音色が、その独特な世界観を盛り立てます。
内省的で少し寂しげな空気感が、かえって聴く者の想像力を掻き立てる、素晴らしいオープニング・トラックです。

続いて2曲目、「Here's Where The Story Ends」。
バンドの代表曲であり、90年代インディー・ポップを語る上で欠かせない金字塔的な名曲です。
ジャングリーに鳴り響くギターのリフと、キャッチーでありながら切ないメロディ。そしてハリエットの透き通った歌声。
「物語はここで終わる」と歌う、美しくも寂しげな歌声が胸に刺さります。いつまでも聴いていたい、エヴァーグリーンな輝きを放つ1曲です。

そして3曲目、「Can't Be Sure」。
バンドの記念すべきデビュー・シングル。印象的なイントロのメロディラインから一気に彼らの世界観に引き込まれます。
"England my country, the home of the free / Such miserable weather"(私の国イングランドは自由な国、だけど天気は最悪)
”But England's as happy as England can be / Why cry?"(でもイングランドはそれなりに幸せよ。なのになぜ泣くの?)
こんな歌詞をクリスタルボイスで歌われたら、英国の若者たちは夢中になっちゃうでしょう。ザ・サンデイズの魅力が凝縮されたナンバーです。


いやぁ、久しぶりに聴きましたが、やっぱり最高ですね、ザ・サンデイズ。
派手なことは何もしていないのに、ただ歌とギターがあるだけで、これほどまでに美しく豊かな風景が見えてくる…。90年代の初頭にこんなにも美しく、純粋なギター・ポップが生み出されたことに、あらためて感謝&感動です。

今日の夢中は、90年代ネオアコ・ギターポップの至宝!ザ・サンデイズ「Reading, Writing And Arithmetic」した。
ありがとう、ザ・サンデイズ! ありがとう、アルバム「Reading, Writing And Arithmetic」!

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