ザ・プレジデンツ・オブ・USAデビュー10周年!猫の歌も桃の歌も

こんにちは。夢中図書館へようこそ!
館長のふゆきです。

今日の「夢中」は、ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ…という名前のバンドです。

■旬な名前のバンド

何かとお騒がせな大統領が就任した今、とっても旬な名前のバンドになりました。

といっても、別にトランプ旋風に乗っかってるわけではありません。
90年代にアメリカで一世を風靡した、ベテランのスリーピース・バンド。

陽気でコミカルな楽曲が特徴で、このデビュー・アルバムでもその持ち味が存分に発揮されています。

1曲めの「キティ」からパロディ全開。出だしから猫の鳴き声の真似です。
「ミャ〜オ、ミャ〜オ、ミャ〜オ」。
そんでもってサビが「俺の足もとにいる猫、触りたくて触りたくてたまらないんだ」。。。

スマッシュヒットとなった6曲め「ピーチズ」では、まずは「田舎に行ってたくさんの桃が食べたい」を4回繰り返し。
中盤で曲が転調しますが、歌うのはやっぱり「俺に何百万もの桃をくれ!それもタダで」。。。

米国の爆風スランプ?
爆風スランプも「無理だ!ワニの腕立て伏せ!」とか、くだらない詩を軽快なロック・ナンバーに乗せて演ってたもんね。

The_Presidents
(写真:Wikipediaより)

■デビュー10周年記念盤

そんな彼らのデビュー・アルバム発売10周年を記念して再リリースされたのが、自らのバンド名を冠した、このアルバムです。
記念盤には、デモ曲、アウトテイクがボーナストラックとして付いてます。
コミカルな側面が注目される彼らですが、聴くと分かる通り、音は正統派。
ベースが弦2本、ギターが弦3本というキワモノ(?)なんですが、そんなことが気にならないほど、ハードでパンキッシュなサウンドです。

むしろキワモノゆえの、既存のものにとらわれないアイデアが、彼らの曲の妙味なのかもしれません。

某大統領も、キワモノ(失礼!)を貫くなら、明るく、アイデア満載でやってほしいものです。

音楽で気持ちをスッキリしたいときにオススメです。
ありがとう、ザ・プレジデンツ・オブ・ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ!

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